satomu's飛鍛練

オフロードバイク

TEで初林道のハシゴ

2014-07-05 23:18:01 | Weblog

初めて走る林道を6本ほど走り抜けました。 朝の天気予報を確認すると明日も曇りになる可能性もあるようだが,基本的には今日のほうが天気は確実だろうと判断。

ここは下りでしたが,慎重に通過。(左側に落ちてはいけない) ↓この後,写真箇所の後輪前の石に弾かれ,案の定コントロールを失いそうに・・・。(ちなみに真新しいトラ車のタイヤ痕があったので,どなたか走ったばかりみたいでした)

この近辺は以前見つけられなかった林道群です。 ↓この先を下ると,あの夏の日に今日は外れだったなと途方に暮れた覚えのある十字路に出て,あーやっぱりこのあたりにあるのでは思った心残り的な負の記憶が解消できました。

入口が気になっていた所から入ると・・・。(ここは戸河内~湯来の間を通過時に繋ぎとして使える) エンジン手応え�:今回の林道探索の目的のひとつであったTEの変化を把握。山間の国道快走路の緩やかな登りで,以前は6速の時速60kちょいの速度キープは困難であり,常にアクセル開け気味でも速度がジワジワ低下してました。(5速に落としていた) これがアクセル開け気味で速度もキープ可能となり,これまでキープがやっとのやや緩やかな登り箇所では,車速がジワジワと上がっていく場面が随所で表れ,あきらかに今までとは違うトルク感が一枚上乗せされた125ccを体感。(メーターを見て,この直線路,ここまで巡航速度が上がったことはないなーとか・・・)

この一帯もXR230時代に探しに来て諦めていたが・・・。 エンジンの手応え�:これまで林道の緩やかな登り区間では3速だと常に半クラが必要(そのうち疲れて2速オンリーのダラダラ走りにペースダウン)でしたが,今回は立ち上がり時だけ半クラを当てればOK牧場的な場面が多数あり,タイトな登り区間でも2速3速の繋ぎが良くなり,いい走りのリズムが維持できる125ccを体感。 これまではトルクの谷が顕著で突然パワーが出る2速で何とか上まで引っ張り,3速に上げるとちょうどトルクの谷へ落ち込み登らない。(そして再度2速へ)←こんな2速⇔3速を繰り返すギクシャク走行は疲れる・・・。

長い密林のような道を何とか抜けました。 ここは草で石が見えずフロントを弾かれ2度ほどヒヤッとしました。(崖側に落ちそうになる) 下が見えないんで速度が上げられない割りに,右へ左へとリスクの低い路面側へ頻繁にラインを切り返す必要があったので汗は予想以上に出ました。

もう無いだろうと走っていると,おっ見つけたぞ。 そろそろ引き上げる時間帯になり,念のため支線があるかもと山の尾根沿い舗装ルートを走っていると幸運にも発見。 エンジンの手応え�:このクネクネとした舗装路区間で体感したのは3速⇔4速の繋ぎの良いメリハリのあるクイックな切り返しが可能な走りとなって表れており,リズムもいいし疲れもかなり軽減。 これまでの中間域のトルクの谷(落ち込みが分かる)だったのが、フラットなトルク感の中間域に改善されてます。

トータルで20kmくらいの林道を走ったと・・・。 神経を使った密林のあとに走ったテカニカル重視の道は気分的にも充実感があり,一日の仕上げとして締めくくりは良かったですね。

11時過ぎに出発して19時前に帰宅。 追伸:登りではまったく話にならなかった3千回転付近が,トコトコ走りの実用回転域として確実に使えるエンジンの変化は涙もんです・・・。 使い勝手のよい楽な林道ツーリングができるオフ車として、XTZ125に並び(総合力は上へ)、XR230に近づいた125cc になった・・・。