先日の四国下見で「これは何とかせにゃいけん」と思ったのはフロントフォークの底付き感。これまでも手を入れたいと社外のスプリングを探してみましたが,すでに廃版。これまでのDT出撃は近場か足付性を生かしたプチ難所系が多かったので,たまに感じる程度でしたが今回の快走コースでは再三底付きする訳です。(トルク特性が厚みを増して扱いやすくなったDTはリズム感も良くなり調子に乗って走るんで尚更・・・)
そこで考えたのが粘度の違うオイルブレンド作戦。(そうDTには減衰力調整機能がないからこの方法で行こう) 今は10番と聞いていたから,15番を半分混ぜれば12.5番的みたいな狙い♪ だから色々なメーカーの500ccボトル程度(使い切りたいから)の中からどれにしようかと悩みました。(ハイパープロ,エルフ,ワコーズ) そして,選んだのは入荷は早さと確かな品質と推測するカヤバ製600cc。(DTの標準交換量がいくらかは知らないが250ccより300ccなら半分に近づくとも思ったから・・・) ↑そのボトルには「標準的には10番が入っていますから減衰力の調整にどうぞ!」みたいな表記があり,そうそう今回の試みはそこだ!と思いました。
作業も終わり,軽く近場林道も走りましたが,手応えは予想通りの走行感。 これまではフルブレーキング →スコーンとすぐフルボトム近くになる →キャスター角立つ→直進安定性欠ける →フロントが滑る→恐怖感からブレーキレバー緩める →制動距離が長くなる →走りにメリハリが無い →何だか調子が出ないなー? これからはブレーキング →粘り感が出る →沈み込み速度が緩やかになる →グリツプ感のコントロール範囲が広がる →ブレーキタッチもコントロールしやすくなる →基本となる安心感をキープできる(走行時の道凹凸に対してフロントトップの位置が安定するって期待感♪)