四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

シグナル 『20歳のめぐり逢い』

2018-11-13 10:51:08 | 音楽
この季節になると聴きたくなる歌がある。
高校生の頃によくラジオなどで聴いていた曲。
シグナルの『20歳のめぐり逢い』

♪風に震える オレンジ色の
 枯葉の舞いちる 停車場で
 君と出逢った 九月の午後
 男と女の めぐり逢い

 君の話す 身の上話が
 いつか涙で とぎれてしまう

 命を賭けた 恋に破れて
 心は傷ついて
 人を信じる事が できない
 そんな女(ひと)だった

 月は流れて 季節は変わり
 いつしか二人は 愛し合う
 今日は君の誕生日
 ワインを飲んで 祝おうね

 20歳になって 大人になって
 出直すんだね 過去など忘れ

 手首の傷は 消えないけれど
 心の痛みは
 僕がいやしてあげる 優しさで
 君のためなら

20歳、大人へのあこがれ。
恋人ができたらおしゃれなレストランで
ワインで乾杯、そして美味しい料理を食べながら談笑。
でも、それはなかった。
お金もなかった。

安い居酒屋でビールで乾杯。
味噌串カツ食べながらバカ話。
店を出れば冷たい風が心を突き刺す。
詩の世界とは違う。

今、この歌を聴く。
40年以上も前の歌だけど、全然色褪せていない名曲である。
秋ってやっぱりこんな胸にしみる歌が聴きたくなるのである。
コメント (2)
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