四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

景三バンド 『あなたにとどけたい 』

2020-06-11 17:12:45 | あの頃の名古屋フォーク界
【あの頃の名古屋フォーク界 その十】

つボイノリオさんとともに名古屋フォーク界の
黎明期から活躍されていた奥山敬造さん。
スリー・ステップ・トゥ・ヘブン(本願寺ブルース)
チェリッシュ(なのにあなたは京都へゆくの)
欲求不満フォークソングボーイズ(女の娘が欲しい)

そして景三バンド。
北川とみさんのバックバンドを務めたりもしていた。
メンバーには河原龍夫さんもキーボードとして在籍していた。
この『あなたにとどけたい』もよく深夜放送でかかっていた。
こういう深夜放送で聴いていた歌。
今聴くとあの頃を思い出す。

東海地方のCMソングも多く手掛けた。
有名なのは「ウォッチマン」のテーマ曲。
これもよく耳にした。

あべ静江さんのファーストアルバムに収録されている
「さよならを風に乗せて 」も奥山敬造さんの作品。
彼女も東海ラジオに出演していたから、
そのつながりで楽曲提供されたのかな。
この歌、埋もれてしまった名曲。

東海ラジオでは深夜「たむたむたいむ」という番組もやっていた。
これは僕が中学3年生のころに放送されていたかと思う。
よく聴いていた。
この番組の前が、拓郎さんの「バイタリス・フォークビレッジ」だったかな。
ちょっとうろ覚え。なんせ、50年近くも前のことだから。

吉田拓郎さんの「結婚しようよ」のヒットで
全国的に世の中フォークブーム。
拓郎さんがいた広島フォーク村など地方のフォーク文化が注目もされる。
地方のラジオ局はその地区のミュージシャンなどもバックアップしていた。

ラジオ局とミュージシャン。
深夜放送とフォークソング。
東京にはない地方の文化。
名古屋には名古屋の味があったかと思う。

奥山敬造(景三)さん。
名古屋フォーク界をけん引してきたかと思う。
サンデーフォークの取締役でもあった。
(※今でもかな・・・。)

あなたにとどけたい 景三バンド

あべ静江 さよならを風にのせて
コメント
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