四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

谷山浩子『土曜日のタマネギ』

2022-06-04 12:53:07 | 音楽
♪ゆらゆらスープの海を 小舟のように漂う
 行き場のないカケラ まるでわたしの気持ちみたい
 つめたい電話のせいね 火を止めるのも忘れた
 踊りつかれたでしょう ため息ついたポトフ

 WHY WHY WHY?  ほほをそめて
 おなかすかせた恋人を
 待ちわびていたのに

 みんな幸せね土曜の夜 街もはなやいでいる
 どうして おまえとわたしだけ
 こんな目にあうのかしら

まだタマネギは高い。
野菜の高値が続く。
今夜のおかずは何だろう。
土曜日のタマネギは何になる・・・。
ポトフ、カレーライス、それとも肉じゃが。

子どもの頃はタマネギが嫌いだった。
いつごろからだろうか、タマネギが好きになったのは。
バーベキューにはタマネギは必須である。
口の中がべたつくからオニオンスライスもいい。

♪さよならニンジン・ポテト 宇宙の果てへお帰り
 胸の残り火ごと 全部捨てたと思ったのに
 おなべの底にタマネギ ひとりでしがみついている
 イヤヨ、アキラメナイ! たぶんこれがわたしね
 
 WHY WHY WHY?  今夜わたし
 いらないオンナになりました
 ころがる床の上

 バカげた小指のバンソーコ 見せるつもりだった
 いっしょに笑ってくれないの?
 いつもの土曜日なのに

谷山浩子さんが斉藤由貴さんに楽曲提供した歌『土曜日のタマネギ』
谷山浩子さんの詩の世界は、どこか絵本の世界を思わせる。
疲れているときに聴くとなんとなく癒される。

斉藤由貴さんが歌うのもいいが、個人的には谷山浩子さんの方が好きだなぁ。

谷山浩子「土曜日のタマネギ」
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする