四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

かまやつひろし『どうにかなるさ』 

2022-06-24 10:38:00 | 音楽
10年ぐらい前に心の病を患っていた。
病名は、不安神経症。
常に不安を感じていた。
心臓がドキドキして動悸がする。
外に出る事も怖かった。
電話の音も怖かった。
そこからうつ病にもなった。

原因は仕事のストレス。
物事を楽観的に考えれないタイプ。
人に気を遣うタイプでもあった。
完璧主義でもあったかと思う。
心配性とも言われていた。

傷病手当をもらいながら
会社にも行かずに家に引き込んでいた。

どうしたらいいのか分からない。
最初は悩んでいた。
医者は全てのことを忘れ、好きなことをやりなさいと言う。

家の中で好きなこと・・・。
70年代から80年代のフォーク・ニューミュージックを毎日聴き続けた。
それが一番精神的に楽であった。
少ない小遣いでCDを買ったりしていた。
レンタル店も嫁さんに連れってもらって借りていた。
それが楽しかった。

ある日、かまやつひろしさんの『どうにかなるさ』を聴いた時、
悩んでいてもしょうがないじゃないか、「どうにかなるさ」
そんなことを思ったら肩の力も抜け楽になった。

誰だって不安はある。
全てがうまくいくとは思わない。
失敗することだってある。
後悔することを考えたら何もできない。

一つずつ前を向いて歩いていけばいい。
『どうにかなるさ』
そういう気持ちが大切なのかもしれない。
 
どうにかなるさ かまやつひろし
コメント (4)
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