四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎『旅の宿』

2022-06-12 11:06:09 | 音楽
ここ最近の新聞には旅行会社の広告が目立ってきた。
北海道や沖縄、そして東北の夏祭り。
折り込みチラシにもバスツアーの広告。

去年の今頃がまるで嘘のようだ。
観光地も人の賑わいが戻っているみたい。

Go To トラベルの代わりに県民割や地域ブロック割。
安くなる条件がワクチン接種証明かPCR検査の陰性証明。
せっかく安くなるならどこかへ行ってみたい。

さて、どこがいいか。
広告やネットなどで調べてみた。
北陸は愛知県民も安くなる。
金沢もいいな。
通常25,000円の宿泊代金が、15,000円になるところをみつけた。
嫁さんと相談。
ホテルに問い合わせをしてみた。
空きはあった。よかった。
今月の最終日曜日に行くことができた。

早くも僕は吉田拓郎さんの『旅の宿』の気分である。

♪浴衣のきみは尾花の簪(かんざし) 
 熱燗徳利の首つまんで 
 もういっぱいいかがなんて 
 みょうに色ぽいね 

『旅の宿』
作詞された岡本おさみさんの新婚旅行で訪れた
青森県十和田市の一軒宿「蔦温泉旅館」が舞台である。
1969年晩秋、10畳一間の和室で火鉢の鉄鍋にとっくりをつけ、寒さをしのいだ。
ほろ酔いになった妻が、道で拾ったススキをかんざしのように髪にさし、くすりと笑ったという。
ほぼ事実に基づいての歌詞だそうです。

この「蔦温泉旅館」は今でもあるのだろうか。
岡本おさみさんが滞在した66号室。
いつかはここで宿泊したいと思っている。

『旅の宿』は個人的にシングルバージョンよりも
アルバム「元気です」に収録されているアコースティックバージョンの方が好きですね。

吉田拓郎 - 旅の宿
コメント (2)
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