四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

吉田拓郎『歩道橋の上で』

2022-06-13 15:24:03 | 音楽
15~6年ぐらい前の夏に青森に家族で旅行に行った。
ねぶた祭りと五所川原の立佞武多を見たくて。
夏の夜に映える鮮やかな色彩。
これは感動した。
もう一度見てみたいと思う。

昼間は青森や秋田などの観光だった。
奥入瀬渓流や十和田湖、弘前城、秋田の康楽館・・・。
全ての景色は今でも覚えている。
忘れられない家族旅行だった。

そして、自分が生きているうちに再度訪れたい場所になった。
もちろん宿泊は、昨日のブログにも紹介した蔦温泉旅館66号室。

♪車の音があふれる街に
 きみのはずんだ声が届く
 「蛍がきれいよ、見せてあげたい
  指の先にも、とまってるのよ」

 ぼくは携帯、耳に押しあて
 きみの笑顔を思い浮かべてる
 ヘッドライトが流れる街の
 人が行き交う、歩道橋の上で

 奥入瀬のそば、蔦沼あたり
 夜の森から声が届く
 「それから沼にね、星がうつってる
  まるで星の雫みたい」

 ぼくは目を閉じ、耳をすまして
 星降る空を思い浮かべてる
 水面に写り、きらめく星を
 人が行き交う、歩道橋の上で
 歩道橋の上で

 秋ににぎわう木造りの宿
 きみはひとりで、くつろいでいる
 「俳句を読む人、淋しがりやね
  だってこんなに嬉しいもの」

 彼女らしいと微笑みながら
 きみのことばにうなずいている
 来年あたり出かけてみよう
 人が行き交う、歩道橋の上で
 人が行き交う、歩道橋の上で
 歩道橋の上で

吉田拓郎さんの『歩道橋の上で』
作詞は岡本おさみさん。
再訪した蔦温泉が舞台である。
『旅の宿』の続編とも言われている。

目を閉じてこの歌を聴く。
情景が浮かぶ。
青森に行った旅行の思い出が蘇る。
ぼくも「♪来年あたり出かけてみよう」か・・・。

『歩道橋の上で』 吉田拓郎
コメント
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