今日の中日新聞4面、考える広場
「吉田拓郎が拓いた地平」
シンガーソングライター 原田真二さん
漫画家 柴門ふみさん
音楽評論家 小川真一さん
私と同世代の3人が拓郎さんについて語っている。

原田真二さんは、「魂の叫び持つ歌い手」
自身のデビューの頃について拓郎さんのことを語っている。
柴門ふみさんは、「若者の感情 リアルに」
中学の時に知った拓郎さんの歌について。
小川真一さんは、「終始 自分を歌う強さ」として
拓郎さんの歌について語っている。
3人のそれぞれの記事。
読めばものすごく共感していく。
同世代の人たちと拓郎さんの歌を聴きながら
人生という道を歩いてきた。
還暦を過ぎた頃から、「イメージの詩」がものすごく気に入っている。
一つ一つのメッセージが重なり合った大作。
この歌は聴く人によっていろんな解釈があるが、
自分は「人生の詩」なんだと思っている。
引退を表明してから、改めて拓郎さんを評価する声が多く聞こえてくる。
日本の音楽界を牽引してきた。
拓郎さんの歌の影響を受けた人たちは数多い。
拓郎さんの歌からいろんなことを学んだ。
拓郎さんの詩は私にとっての人生の教科書のようなものだ。
いつのまにか新しい海の怖さを知った古い水夫になった。
若いころは「今はまだ人生を語らず」と周囲に言っていたけど。
もう、還暦も過ぎたから「人生」を語ってもいいじゃないか。
吉田拓郎さんが拓いた地平とは・・・。
私にとっては、やっぱり人生かな。
イメージの詩 by 吉田拓郎