四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

高田渡『生活の柄』

2022-10-24 17:52:45 | 音楽
昨日の中日新聞「平田俊子さんの3冊の本棚」
詩人山之口獏さんの本について書かれている。

僕が詩人山之口獏さんを知ったのは、学校の国語の授業ではない。
高田渡さんの『生活の柄』から。
最初聴いたころは10代だった。
あの頃は正直何も感じなかった。
高田渡さんにもすごく歌を聴いていたわけでもない。

20代後半ぐらいからこの『生活の柄』を聴くと
聴けば聴くほどこの詩が心に沁みる。
そこから高田渡さんに興味を持った。
もちろん山之口獏さんの詩にも関心を持った。

1曲の歌から一人の詩人を知った。
教科書からではなくフォークソングから教わった。
そこにフォークソングの魅力を感じる。

高田渡 / 生活の柄 1971
コメント (4)
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