四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

グレープ 『無縁坂』

2017-05-14 09:39:28 | 音楽
先日、ラジオからグレープの『無縁坂』が流れてきた。
母の日に感謝を込めてのリクエストであった。
じっくり聴くといい歌である。

♪母がまだ若いころ 僕の手をひいて
 この坂を登るたび いつもため息をついた
 ため息つけば それで済む
 後ろだけは見ちゃだめと
 笑ってた白い手は とてもやわらだった

幼いころの母の思い出。
裕福でもなかったのに甘えていた部分もある。
鬱陶しいと思ったこともあったけど、
それもいい思い出となっている。

♪いつかしら僕よりも 母は小さくなった
 知らぬまに 白い手は とても小さくなった
 母はすべてを暦に刻んで
 流して来たんだろう
 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに

自分が親になって思う、子育てのこと。
そして親としての大変さ、苦労など・・・。

♪忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめるような
 ささやかな僕の 母の人生

母は88歳。
いつも口癖で言う、あとどれくらい生きられるかと。
もう、10年以上も前からそんなことを言っている。

いろんな人生をおくってきたと思う。
辛いことも苦しいことも・・・。
でもそれを乗り越えて今がある。
もう少し長生きして人生を楽しんでもらいたいと願っている。
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雨の降った後は・・・

2017-05-11 10:51:54 | 日記
昨夜の雨。
長時間ではなかったけど、降ってくれてよかった。
今朝は絶好の草取り日和になった。

しばらく草を取っていないと伸びてくる。
そして生えてくる。

定期的に草取りもやらなければならない。
やってもすぐまた生えてくる。
イタチごっこである。

でもやらなければならない。
これから半年間、雑草とのイタチごっこが始まる。
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アニメ 『心が叫びたがってるんだ』

2017-05-10 16:10:59 | 映画
『心が叫びたがってるんだ』 2015年作品
監督:長井龍雪 脚本:岡田麿里 キャラクターデザイン:田中将賀

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のスタッフが再結集した青春アニメ。

活発な少女だったものの、あることを話したことで家族がバラバラになった上に、
王子の妖精にしゃべることを封印された成瀬順。
そのトラウマが心に突き刺さり、隠れるようにして生きていく。
ある日、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバーになり、
さらにそこで上演されるミュージカルの主役を務めることに。
困惑する順だったが、メンバーの坂上拓実、田崎大樹、仁藤菜月と
行動を共にするうち、自分の中の変化に気付きだす・・・。

先月の某新聞で、この脚本を書いた岡田麿里さんの記事を読んで観たくなったのです。
「あの花」の主人公じんたんは、高校に行けないひきこもり。
「ここさけ」の成瀬順は、口がきけなくなった。
岡田麿里さんは中一から高校卒業まで不登校。
共に“心の痛み”を描いている。

言葉で人を傷つけたこと、言えなくて後悔したこと。
言いたいことを言えない。
誰だってそんな経験はあるかと思います。
もちろん僕にだってありました。

本音も言えれない。
本当の気持ちが伝えれない。
殻に閉じこもってしまう。
そんな悪循環から心の病を患ってしまう。
自分自身の経験でもあるのです。

煩わしい人間関係。
その中にも支えてくれる人たちがいる。
応援してくれる人たちがいる。
アニメはそれを伝えてくれる。
観ていて人のやさしさが伝わってくるアニメかなと思います。

「あの花」もテレビシリーズや劇場版もよかった。
でも実写版ドラマはイマイチであった。

「ここさけ」もよかった。
7月に実写版が公開される。
これはどうだろうか・・・。



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泉谷しげる 『春夏秋冬』

2017-05-08 10:25:42 | 音楽
♪季節のない街に生まれ
 風のない丘に育ち
 夢のない家を出て
 愛のない人にあう
 人のためによかれと思い
 西から東へかけずりまわる
 やっとみつけたやさしさは
 いともたやすくしなびた

若い頃に聴いた歌。
その歌を今聴いてみる。
あの頃に感じたことと今では随分と違う。

歌というものは、人それぞれの解釈があってもいいのではないだろうか。
詩をじっくりと読んでみる。
その時代、年代によって様々な感じ方や考え方が違ってくる。
だから自分なりに解釈して歌というものを聴いていきたいと思っている。

泉谷しげるさんの『春夏秋冬』。
初めて聴いたのは中学生の時。
あの頃に聴いて感じたことと今では随分と違う。

50の終わりなった僕は、この歌は人生を顧みる歌(詩)と解釈している。

♪春をながめる余裕もなく (いそがしく動きまわっていた)
 夏をのりきる力もなく (疲れた、そんな力もない)
 秋の枯葉に身をつつみ (おしゃれなどもう関係もない)
 冬に骨身をさらけだす (素直に正直に生きていこう)

聴けば聴くほど味がある。
読めば読むほど詩がいい。
50代の終わりになった今、もっとも気にいる歌です。
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1973年5月のヒット曲

2017-05-06 10:11:03 | 音楽
1973年5月のオリコントップ10

 1位 赤い風船/浅田美代子
 2位 危険なふたり/沢田研二
 3位 若葉のささやき/天地真理
 4位 赤とんぼの唄/あのねのね
 5位 妖精の詩/アグネス・チャン
 6位 女のねがい/宮史郎とぴんからトリオ
 7位 愛への出発(スタート)/郷ひろみ
 8位 恋の十字架/欧陽
 9位 オレンジの雨/野口五郎
10位 女のみち/宮史郎とぴんからトリオ

浅田美代子さん、可愛かったな。
ドラマ「時間ですよ」毎週観ていた。
歌は、素人っぽいところがよかった。
どこにもいそうな、となりのみよちゃん。

もちろん天地真理さんやアグネス・チャンさんも可愛かった。
出演するテレビ番組もよく見て歌もよく聴いていた。
あの時代のアイドルであった。

あのねのねの「赤とんぼの唄」
最初聴いたときはビックリした。
インパクトがあった。おもしろかった。
それよりもっとおもしろかったのは「魚屋のおっさんの唄」
笑い転げていた。
歌というよりもお笑いの世界であった。

久々にあのねのねのライブ盤CDを聴いた。
コミックソングもいいけど、
収録されている「パーティは終ったよ」なかなかいい歌である。

今の歌は分からないけど、あの時代の歌はいつまでも記憶に残っている。

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