好きな女の子とデートする。
緊張して話せなくなることも。
二人で喫茶店へ行く。
お互い顔を向き合いながら他愛もない話しを。
話しが弾んでいたかと思えばふと沈黙の時間が。
気まずいことを言ってしまったのか。
彼女は下を向きながらコーヒーを飲む。
そんな時、一瞬焦る。
どうしよう、何を話せばいいのだろう。
少なからずも頭の中はパニックになる。
何か笑わせてみよう。
ピエロになって彼女を笑わせてみよう。
♪そうさ 僕はピエロでいいさ
いつも 笑いふりまくピエロでいいさ
笑いなさい 笑いなさい
いやなことは忘れて
笑いなさい 笑いなさい
君には笑顔が似合う
松山千春さんの『ピエロ』
どこか共感する。
自分の実体験と少し似ている。
♪笑いなさい 笑いなさい
バカなピエロがいたと
笑いなさい 笑いなさい
僕にはピエロが似合う
この歌を聴けば若いころ好きだった彼女を思い出す。
彼女は松山千春さんのファンだった。
「旅立ち」「時のいたずら」そして「ピエロ」
この3部作は彼女との究極の失恋ソングです。
青春時代の思い出。
まぁ、そういう歌があってもいいじゃないか。
そんなことを思う秋の日である。
ピエロ