四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

松山千春『ピエロ』

2022-09-24 11:12:55 | 音楽
好きな女の子とデートする。
緊張して話せなくなることも。

二人で喫茶店へ行く。
お互い顔を向き合いながら他愛もない話しを。
話しが弾んでいたかと思えばふと沈黙の時間が。
気まずいことを言ってしまったのか。

彼女は下を向きながらコーヒーを飲む。
そんな時、一瞬焦る。
どうしよう、何を話せばいいのだろう。
少なからずも頭の中はパニックになる。

何か笑わせてみよう。
ピエロになって彼女を笑わせてみよう。

 ♪そうさ 僕はピエロでいいさ
  いつも 笑いふりまくピエロでいいさ
  笑いなさい 笑いなさい
  いやなことは忘れて
  笑いなさい 笑いなさい
  君には笑顔が似合う

松山千春さんの『ピエロ』
どこか共感する。
自分の実体験と少し似ている。

 ♪笑いなさい 笑いなさい
  バカなピエロがいたと
  笑いなさい 笑いなさい
  僕にはピエロが似合う

この歌を聴けば若いころ好きだった彼女を思い出す。
彼女は松山千春さんのファンだった。

「旅立ち」「時のいたずら」そして「ピエロ」
この3部作は彼女との究極の失恋ソングです。

青春時代の思い出。
まぁ、そういう歌があってもいいじゃないか。
そんなことを思う秋の日である。

ピエロ
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シローとブレッド&バター『野生の馬』

2022-09-23 13:13:49 | 音楽
心の病を患っていた頃、
外の空気を吸いたい。
太陽の光を浴びたい。
自然を満喫したいと思っていた。

でもそれはできなかった。
外に出るのが怖かったから。
人に会うのも嫌だった。
だから家の中で引き籠ってこもっていた。

家の中では、夢中に70年代から80年代の
フォークやニューミュージックを聴きまくっていた。

あの頃の歌をたくさん聴きたくて
嫁さんについてもらってレンタル店にも行っていた。

その中で見つけたオムニバスCD「ラジオの時代」
1970年代の各年ごとに洋楽とフォークやニューミュージックの代表曲が収録されている。
1971年の「ラジオの時代」
ここに、シローとブレッド&バターの『野生の馬』が収録されている。
リアルタイムで聴いたかは覚えていない。
だけどなんとなく聴いた覚えもあった。

この歌を聴いていると心が落ち着く。
何も考えずに何度でも聴いていた。
詩がものすごく気にいった。

 ♪どこか遠く広々とした
  青い空の草原で
  何も考えずに自然の中で
  風を切って走る
  まるで野生の馬さ 野生の馬さ

そう、風を切って走る野生の馬になりたいと思っていた。
今はもう鬱のトンネルからは抜け出した。

心の病を患ったことは決してマイナスだったとは思わない。
ある意味では自分自身が成長したかと思っている。

シローとブレッド&バター
このシローとは、元タイガースの岸辺シローさん。
タイガースと云えばメインボーカルが沢田研二さんで
どちらかというと岸辺シローさんは目立たなかった存在だったかも。

改めてじっくりと聴いていると、歌のうまさとブレバタとのハーモニーが心地よく聴こえる。

波乱万丈の人生だった岸辺シローさん。
71歳で亡くなられたことが寂しい。

シローとブレッド&バター 
『野生の馬』1971年
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バンバン『冷たい雨』

2022-09-22 16:49:30 | 日記
今朝も肌寒かった。
外を見れば雨が降っている。
もう秋なんだなと実感してしまった。

天気予報では明日からの連休中も雨模様。
それも台風が接近するかも。
「冷たい雨」が降り続く。

バンバンの『冷たい雨』
「いちご白書をもう一度」のB面だった。
ハイファイセットが歌ったのもよいが、
ばんばひろふみさんの歌声も味があって、またこれもいい。

「冷たい雨」が降るとつい口ずさんでしまう。
昭和の名曲かと思う。

バンバン ♪「冷たい雨」
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オフコース『水曜日の午後』

2022-09-21 16:36:51 | 音楽
「秋の気配」を感じた朝だった。
つい2~3日前は、真夏日だった。
寒暖差が激しい。

涼しくなると夏の疲れが出てくる。
昼ご飯を食べたら寝てしまった。
ボーとしていた『水曜日の午後』だった。

秋になるとなんとなくオフコースの歌が聴きたくなる。
それも初期の頃の作品。
小田和正さんと鈴木康博さんの二人で活動していたオフコース。

好きなアルバム「秋ゆく街で」
ライブアルバムである。
二人のハーモニーがいい。
『水曜日の午後』もこのライブアルバムに収録されている。

さてと、今からこのCDでも聴いてみようか。
聴いているとどこか心が癒されるから・・・。

オフコース 水曜日の午後
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海援隊『思えば遠くへ来たもんだ』

2022-09-19 17:00:28 | 音楽
いつのまにか還暦を過ぎた。
思えば遠くへ来たもんだ。

中学生の頃、50年後の自分なんてまったく考えていなかった。
遠い遠い未来のことだと思っていた。
過去を振り返ってみれば、
思えば遠くへ来たもんだ。

いろんなことがあった。
いろんな人たちで出逢った。
いろんな恋もしてきた。
今では女房 子供持ち。

14の頃の僕はいつも 
冷たいラジオに耳をあて
フォークソングを聴きながら 
遥かな未来を夢見ていた。

懐かしい歌を聴けば 
あの頃 恋しく思い出す。
思えば遠くへ来たもんだ。

60歳以上はヨボヨボの老人だと思っていた。
いざ60を超えると、まだまだ若いと自分に言い聞かせる。
体力は衰えてきたけど、夢だけは持ち続けたい。
この先どこまでゆくのやら。

母を亡くして3年目。
「母に捧げるバラード」が心に沁みる。
恩師の「贈る言葉」は今でも覚えている。

「人として」敬老の日に想う。
『思えば遠くへ来たもんだ』

海援隊 / 思えば遠くへ来たもんだ (歌詞付き)
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