四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

風『ささやかなこの人生』

2022-09-13 17:04:52 | 音楽
忘れもしない2年前の今日9月13日。
あの日、高熱がでて息苦しかった。
2~3日前も高熱で苦しく立ち上がることもできなかった。

ちょうどこの半年前にコロナが騒ぎ出ていた。
もしかしたらコロナ?
そんな不安もあった。

嫁さんに連れられて総合病院へ。
検査の結果即、肺炎で入院。
いろいろと調べられた。
そして麻酔で自然と寝てしまった。

嫁さんの話では集中治療室に入って人工呼吸器まで付けたらしい。
そして危篤状態だったという。
あとからその話しを聞いてびっくりした。

生きるか死ぬか。
この世とあの世との行ったり来たり。
自分としては信じられないけど、それが現実であった。

あれから僕は生まれ変わったと思っている。
考え方も変わってきた。
自分と向き合う機会も増えた。
人生についても考えるようになった。
「ささやかな人生」をおくりたいと。

風の『ささやかなこの人生』
この2行の歌詞が心に沁みる。

 ♪傷つきそして傷つけて
  引き返すことのできない人生に気がつく

人生は引き返すことができない。
だから僕はあの日を境に生まれ変わったのである。
第2の誕生日が今日9月13日だと思っている。

ささやかなこの人生 風
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山名敏晴『忘れな草』&『旅の終り』

2022-09-12 15:18:37 | 音楽
山名敏晴さん。
名古屋在住のフォークシンガー。

僕が中学か高校の頃にFM愛知で
フォークソングを主とした番組をもっていた。
番組のタイトルは忘れてしまった。

当時はラジオっ子。
この番組もよく聴いていた。

去年癌で亡くなった小学校から友人。
彼がまだ元気だったころ、ふとしたきっかけで山名敏晴さんの話がでた。
彼もよく聴いていて番組にもリクエストハガキをよく出していたという。

ラジオの公開放送だったか忘れたが、生で山名さんの歌を聴きに行った覚えががある。
素朴な歌が心に沁みる。
そんな話しを彼と話していた。

亡くなる直前に彼から山名敏晴さんのLPレコードをもらった。




彼の形見である。
レコードをもらっても我が家にはプレーヤーがない。
1年以上、棚にしまって置いた。

たまたま小学生の時の友人がプレーヤーを持っていると耳にした。
レコードからCDにダビングができるという。
この友人も亡くなった彼のことを知っている。
だからCDにダビングしてもらうことを頼みやすかった。
もちろん快く引き受けてくれた。

先日ダビングしてもらったCDを聴いてみた。
懐かしさが蘇ってくる。
確かに何曲かはユーチューブで聴くことができる。
でもやっぱり違う。

聴きながら彼のことをいろいろと思い出した。
もっとフォーク談義をしたかったなぁ。

山名さんの代表曲と云ったらやっぱりこの歌かな。
『忘れな草』と『旅の終り』

全国的にはヒットしなかったかと思う。
だけど『旅の終り』はユースホテルの歌として歌い継がれてきた。
聴けば思い出す人もきっといるかもしれない。



山名敏晴collections① 忘れな草

旅の終り 山名敏晴 北海道ユースホステルの歌  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BEAT BOYS『スターズ☆オン23(ショック!! TAKURO 23)』

2022-09-11 10:45:26 | 音楽
20代前半の頃だったかと思う。
喫茶店で雑誌を読みながらコーヒーを飲んでいると
吉田拓郎さんのメドレーが流れてくる。
耳を傾ける。
拓郎さんの声ではない、誰かが物まねで歌っている。
思わず笑ってしまった。

面白い歌である。
誰が歌っているのだろう。
後にこのグループの正体が分かった。
アルフィーである。
メインボーカルは坂崎幸之助さん。
まだアルフィーがブレイクする前である。

今、聴くと坂崎さんが歌っていることはすぐ分かる。
聴いていると坂崎さんの拓郎さんに対する強い想いが伝わってくる。

1985年の拓郎さんのつま恋でのオールナイトコンサート。
ゲスト出演されたアルフィーがこの歌を披露してくれた。
大いに笑わせてくれて、すっきりと目も覚めた覚えがある。

ショック!! TAKURO 23
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠木 透 by Folks『あなたが夜明けをつげる子どもたち』

2022-09-09 15:51:39 | 音楽
静岡県の園児バス置き去り。
3歳の女の子が熱射病で亡くなった。

記者会見した理事長兼園長。
見ているとどこか納得しない。
ほんとうに反省をしているのか。

未来のある子供の死。
先が見えている初老の言い訳。
年齢的に次のことをしたら忘れてしまう。
病院に行く予定があり、焦っていた。
会見時、犠牲者の名前も何度か間違えていた。
会見を見ていて腹が立ってきた。

園長に聴かせてやりたい、この歌。
笠木 透さん by Folksの『あなたが夜明けをつげる子どもたち』

♪見上げてごらん あの山を
 山につづく 深い空を
 あなたの生命より 偉大なものは
 なにもないんだ この地上には
   あなたが夜明けを つげる子どもたち
   素足で大地を かけぬける子どもたち

笠木透さん。
あの伝説のコンサート「中津川フォークジャンボリー」の企画実行した人。
中日新聞でもコラムを書いていた。
素朴な詩が心に響く。
私の尊敬しているフォーク歌手です。
この人も亡くなってしまった。
もっと多くの詩を書いてほしかったです。

あなたが夜明けをつげる子どもたち 
/ 笠木 透 by Folks
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下成佐登子『秋の一日』

2022-09-08 18:33:01 | 音楽
あんなにも暑かった今年の夏。
今日は曇り空ではあったが秋を感じた。

午前中、嫁さんの癒しスポット碧南海浜水族館にいっしょに行った。
今年、開館40周年。
もうそんなにも経つんだ。
頂いたリーフレット「スタッフが選んだ40の出来事」
読んでいくと記憶に残っていることも掲載されている。

水族館に行った後は久しぶりに鰻が食べたくなって
西尾にある、うなみさんへ。
この店は、お値打ち価格で人気店とテレビか何かで知った。

駐車場に着くとスタッフの方が寄ってきた。
今からだと1時間半待ち。
名前を書いてその時間にまた来てほしいと。
うっ、一瞬考えてしまった。
駐車場は混んでいて車を止める事ができない。
どうしよう、まぁせっかく来たんだから「食べようよ」と嫁さんが言う。
近くで買い物をして時間つぶし。

予定の時間に少し遅れてしまった。
だからすぐに席に案内してくれた。
早速、うな丼を注文。


鰻専門店で食べるうな丼。
やっぱり美味い。
1時間半待ったかいがあった。
店にいた時間はわずか20分ぐらいだったけど・・・。

やはり鰻を食べればコーヒーでも飲みたくなる。
帰り道にある高浜のカフェけやきの杜さんへ。
ここのカフェも久しぶりだ。
樹木に囲まれたカフェ。
窓から見る樹木は癒される。

水族館と鰻とカフェ。
久しぶりの「秋の一日」を嫁さんと満喫した。

下成佐登子さんの『秋の一日』
この歌を知ったのはあの頃夢中で聴いていた「大石吾郎のコッキ―ポップ」から。
ポプコンの九州本選会でグランプリを取っている。
当時高校2年生。
改めて聴く。
凄い歌唱力。心に響くいい歌。
大ヒットしなかったのがちょっと残念ではあった。

知る人ぞ知る隠れたポプコン系の名曲かと思う。

秋の一日
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする