働く幸せ

ルビコンの決断：日本一人にやさしい会社、を見た。

知的障害者が従業員の70％
チョークの製造をする会社だ。

初めて知的障害者を採用したのは今から50年前
現会長の大山泰弘さんが27才、当時は専務だった。


最初は養護学校の先生の熱意に負けて
二週間だけ社会実習として二人の女性を受け入れた。
彼女たちはなかなか要領を得なかったが
仕事に取り組む姿勢は従業員以上であった。

二週間後、彼女たちの最終出社日
大山専務の部屋に従業員が嘆願書を持ってきた。

彼女たちを採用して欲しい。
私たちは彼女たちとともに働きたい。
と、いうものであった。


専務は不思議であった。

なぜ障害者の彼女たちはそこまで働くことに喜びをかんじるのか
なぜ従業員たちが一致団結し彼女たちを支えようとしているのか。

寺の住職に尋ねた。

「大川さんそれは当たり前のことですよ！」

究極の幸せとは
人に愛されること
人にほめられること
人の役に立つこと
人から必要とされること

彼女たちは大川さんの会社で働くことで
究極の幸せに巡り合ったのです。

、、、

働く幸せ、学ぶことの多い物語でした。