連日の猛暑、今日一日をどう過ごすか・・
迷ったあげく、高校野球を見に行くことにした。
場所は神宮第二球場、神宮球場の隣だ。
途中、寄り道しながら1時間20分(6km)で到着。
入場料800円を支払い中に入る。
バックネット裏で日陰になっている席が空いていたので座った。
東京大会4回戦、青山学院高校と篠崎高校の対戦。
試合開始前、エールの交換・・
お互いが相手の学校と自分の学校をそれぞれ応援する。
ここまで勝ち残ってくるだけあって、
応援団も実に統率がとれ礼儀正しい。
初回、青山学院がいきなり先頭バッターホームラン。
場内がどよめく。
6回裏、篠崎高校の攻撃、ノーアウト満塁。
スコアは7-3で篠崎高校リード、青山にすればもうこれ以上点はやれない。
炎天下、疲労の見えてきたピッチャーを交代した。
が、交代したピッチャーも制球が定まらずボールスリー・・・
しかし、そのバッターを打ち取り、次のバッターをサードゴロのゲッツーで
0点で抑えた・・・応援席は試合に勝ったような大騒ぎだった。
その次の7回表、青山の攻撃・・なんと4点を入れ同点!
まれに見る好試合だった。
結果8-7で篠崎高校が勝ったが、試合終了後また両校のエールの交換。
選手も応援も実にフェアプレイですがすがしかった。
それにしても、応援の曲が懐かしかった。
「サウスポー」ピンクレディ「狙い撃ち」山本リンダ
「ガラスの十代」光GENJI 「Go West」Pet Shop Boys
まさに、昭和・・・高校時代にタイムスリップした気分だった。
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新橋から虎ノ門を抜けると、永ちゃんの看板を見かけた。
「時間よ止まれ」を口ずさみながら軽快に歩く。
赤坂から青山通りを渋谷方面に向かうと
「高橋是清翁記念公園」を発見・・・立ち寄った。
高橋は1936年2月26日、いわゆる226事件で暗殺された。
厳しい財政の下、軍事費を削減したことに反発した青年将校の仕業だ。
この場所が高橋の邸宅だったそうだ。
神宮球場の近くに国立競技場がある。
解体工事はほぼ終わり、整地されている。
どんな建物が建つのか、楽しみだ。
勝っても負けても、応援団の声援はあったかい。
全力で闘っている仲間を全力で応援する、
いや自分たちもいっしょに闘っているのだ。
高校野球はやっぱりいいな。