名古屋城木造天守をつくる会の勉強会。
料亭つたもにて。
ちょうど名古屋どまつりの最中で、
栄駅で下車し、大津通に出ると、
本日の最終グループがパレードをしていた。
台湾から来たグループで、踊りが終わった後、
あ・り・が・と・う!と笑顔で叫んでいた。
来場者200万人・・すごい人だかりだった。
今回韓国の団体は不参加となり残念だった。
政治がどうあれ、市民レベルの交流は大切にしたいものだ。
5時50分・・会場の料亭つたもに入る。
参加者は約20名。
何人か知った顔が見えた。
本日講師は、市民まちづくり風の会 理事長 石浦 薫氏
テーマは「後藤新平の衛星の道と平和のシンボル名古屋城」
後藤新平といえば、明治の時代人で、
台湾総督府長官や満鉄初代総裁、さらには東京市長を経て
関東大震災後の復興計画を立案した都市計画のプロだ。
その後藤新平が、名古屋とかかわりがあるとは知らなかった。
彼が25歳のとき名古屋に来て、
愛知病院・愛知医学校(名古屋大学医学部の前身)
の校長となった。
25歳で校長・・とは、ピンとこないが・・
それほど優秀な人材だったのだろう。
石浦氏独自の衛生の道論が展開された。
・童門冬二氏 「あゆち思想」幸福の風が海から吹いてきて
日本の中部である尾張に上陸するという伝承
信長→秀吉→家康が根底にもっていた思想。
・老荘思想の無為自然にいたる衛星の径・・赤子のごとくあれ
・ビクトール・E・フランクル(精神科医)夜と霧の著者
まっ平な世界にあって「垂直性」を生きよ!
・イチロー選手の言葉
「君たち他人と比較していないか。昨日よりも今日の自分、そして明日・・
自分が進歩しているか!・・だ。」
話が多岐にわたったので、まったく、うまく伝えられないが・・・
とても興味深いお話だった。
講演後の食事会、料理も美味しく、隣席者との会話も有意義だった。
よかバンでした。
<後藤新平と衛生の道>