自民党の総裁選挙は高市氏と石破氏の決選投票の結果、
石破氏が過半数を獲得し、新たな総裁に選出された。
昨日のプライムニュースの票読みでは
石破氏と小泉氏が残れば、小泉氏
石破氏と高市氏が残れば、石破氏
と予想していたが、
その通りになり、
正直、ほっとした。
石破茂氏の印象は実直。
そしてぶれない信念を感じる。
世界の中の日本という国家を大局的に俯瞰すると同時に、
地方や弱者に対しても心から寄り添う人間性を持っている。
そして、長い物に巻かれない不屈の精神がある。
一方、その正直すぎる性分があだとなり、
党内では非主流派だった。
最後の総裁選と宣言し、挑んだ5度目の総裁選。
決選投票では国会議員票でほぼ決着がつくが、
その国会議員票でも過半数を獲得した。
政治は権力闘争なので、それぞれの思惑が交錯しているのだろうが
少なくとも石破氏をリーダーに選んだということだけでも
自民党が変わりつつあることを実感した。
石破茂氏は1957年生まれの67歳
立憲の代表に選出された野田佳彦氏も1957年生まれの67歳
二人とも十分な経験を積み重ね
気力体力も充実している。
政治というものが私利私欲ではなく、
国家国民のためにあるということを
ぜひとも示していただきたい。
いずれにせよ、石破茂新総裁 大いに期待している。
<自民党新総裁に石破茂氏@日本経済新聞>