本日の東京、梅雨の晴れ間か!快晴だった。
午前9時、安岡定子先生の「銀座おとな論語塾」に参加。
いつものように、ものすごく密度の濃い学びがあった。
一番心に残った章。
学而第一より
子曰く、弟子(ていし)入りては則ち孝、出でては則ち弟、
謹みて信、汎(ひろ)く衆を愛して仁に親しみ、
行いて余力あれば、則ち以って文を学べ。
意約~
孔子はおっしゃった。若者は家庭では親孝行しなくてはいけない。
親孝行とは、具体的に何かをするということではなく、
何があってもいつも自分のみかたとなってくれる
両親に対する感謝の気持ちを持つこと。
社会に出れば目上の人を敬い、謙虚に、
分け隔てなく人に接し、
仁者(尊敬できる人)に会ったら、その立ち振る舞いを学びなさい。
そしてさらに余力があれば学問をしなさい。
人間として大切なことを身につけることが何よりも大事だ
と語るこの章は、今の社会に痛切に響く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
塾の後、図書館で「がんばらない」著:鎌田實を借り
高田馬場へ向かった。
今日は「世界難民の日」だそうだ・・昨日のニュースで知った。
世界に難民が5,000万人存在するということは鎌田實氏に教えていただいた。
何か自分にできることはないか、と検索すると、
「難民支援協会」主催のイベントがあった。
ぜひ参加して学びたい、と思ったがすでに満席であった。
残念であったが、同時に参加する人が多いことに嬉しくもあった。
さらにサイトを見ていると、
ミャンマーから来日し、
苦労の末、難民認定を受けた人のお店が高田馬場にあるという。
Swe Myanmar(スィゥ ミャンマー)
さかえ通りの一角にあり場所はすぐわかった。
ランチ時間はお休みのようだったので、高田馬場を4時間探索し、
ディナーで出直した。
17時5分・・オープンと同時に入った。
母と娘の二人で切り盛りしているようだ。
接客がとても丁寧で、明るい少女を見ていると
難民とか支援とか、そういう会話はできなかった。
日本生まれの彼女は当然日本語でしゃべる。
高校三年生で軽音楽部に所属しているそうだ。
どんな曲をやっているのか聞くと・・レベッカ(*^^*)
おじさん達の時代の曲だね、というと、
顧問の先生が好きな曲らしい。
私にも娘がいる、と話すと、
今度は娘さんといらしてください!と笑顔で応えた。
Sweとは「みんな」とか「仲間」という意味らしい。
ぜひ次回は仲間を連れて来たい。
鎌田實氏は言った。
子供は自分の生まれてくる国を選べない。
日本人として、地球人として、難民の事をもっと学び
自分にできる事を実践したいと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

落合中央公園にて、ギターを弾いている若者三人組を見かけた。
聞こえてくる会話は中国語でも韓国語でもない。
つかの間の休日でくつろいでいるのか。
私は、木陰で「がんばらない」を読む・・・泣けてきた。

店の中に掛けてあるスーチーさんの肖像画。
少し傾いていたのでまっすぐに直したら、喜んでいただいた。

一番人気「ダンパウ」・・美味しかった!
<難民を知る~NPO難民支援協会>
<高田馬場のアットホームなミャンマー料理店~Swe Myanmar>