花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

紫雀の麻小笥 オオトウワタ

2014年06月07日 | 小石川植物園
ちょっと離れた場所からこの色の花を見て 見たかったフナバラソウだ!!!と駆け寄ったのですが・・・

フナバラソウそっくりの暗紫色です!  名前を見て へえ~ 変な名前



この植物の名前は  ムラサキスズメノオゴケ だそうです。  すずめのおこげ?って読みそう
キョウチクトウ科(←ガガイモ科) カモメヅル属 
「雀の麻小笥」(雀のおごけ)というのはイヨカズラの別名だそうで調べてみると「麻小笥」は麻糸を
積みためる鉢桶のことであると載っていました。どんな桶なのでしょう???
実の形が似ているらしい  ガガイモの果実似?どんな形になるのか見てみたいものです。






フナバラソウではなかったけれどそっくりな花を見てちょっとご機嫌♪
両者のよく分かる違いはなんなのか結局よく分からずじまい 花柄のあるなし?でもなさそう・・・




ムラサキスズメノオゴケに混ざって オオトウワタ がありました。ガガイモ科トウワタ属

オオトウワタはトウワタやフウセントウワタとは表情が違います!
果実はいかにもガガイモ科らしいのができそうなのでうまくいったら見られるかな♪






花の造りが変わってる どうなっているのか分からない 
頭を突っ込んでいるのはめしべなの~?
違いました~

 ★つぼみの一番外側に見えるのが咢(外花被)  
 ★薄い赤っぽい色をしているのが花弁(内花被)で咲き進むと外に反り返る
 ★白くて星形の花びらのように見えるものはフードと呼ばれる副花冠で漏斗型をしている
 ★副花冠の真ん中から突き出て見えるのは「つの」といって副花冠の一部である
雌しべ・雄しべは中央にあるのですがどれがどのようになっているのかよく見えない
雄しべに囲まれて雌しべがあるので外からは見えにくいそうです
子房は2つ 雌しべ2本は途中で合着して柱頭は1つだけとなっている  
超複雑なつくりをしています~ こんがらがりそう  調べたことは丸写しだし~




日数をおいてもう一度行ってみると 花がだらんと下に向いていました。反りかえる花びらが見やすい!

ロケットになって飛び出したいの???  ひゅ~~~ん!!!