花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

オオブタクサ

2015年09月16日 | 松戸周辺
勢いよく至るところに生えていたのはオオブタクサでした!キク科ブタクサ属
雄花からは花粉が相当出て葉の上も地面も黄色くなるほど  
そういうのを見ると花粉症の原因になる意味が分かります。ツンツン立っている花はすべて雄花



ブタクサの葉が細かく深く切れ込むのに対しオオブタクサは大きく3つに切れ込む


雄花の咲き始め てっぺんがピンク色に見えて厄介ものなのに優しい感じがしました。




雄花の部分  すっごく密集して咲いています。黒い筋が入っている部分は総苞片だそうです。


咲き進むにつれて間隔ができてくる






雌花はどこに咲くのかというと・・・雄花の下のほうに咲いて!といってももう果実になるところ


上のほうが雄花  下に雌花


果実(偽果)の形はとがっていて変わっていました。”偽果とは子房以外の部分が成長した果実のこと
オオブタクサの場合は総苞部分が木質化したもの”なのだそうです。








雌花ってどんな花?って知りたいのに・・・なにがどうってよく分からなかったです・・・
ごつごつしてとがったところの周りに2裂した柱頭がちょっとだけ見えました。




ここにも右側のやや上のほうに柱頭を見ることができますが・・・
左の果実が馬鹿でかく見えて・・・仏手柑みたい・・・



「雌花は雄花の下に咲く」 このことから最初は雌花と間違えたのがこれでした。↓
下にポヤポヤして見えるのがそうだと思って・・・結局これも雄花になるのでした。
オオブタクサを取り上げてみたのは初めてのことであやふやな部分が多いです。
特に雌花の偽果になるまでの経過がはっきりしません。


比較したくても家の近くにはブタクサは見られずオオブタクサばかり目にします。
どこかへ出かけたときにブタクサがあったらそのときにこの目で確かめてみたい。
雄花序はブタクサのほうが少ないそうです。