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優柔不断は自覚してます。
私は決断の早い方ではありません。以前も書きましたが、買い物でもさんざん迷って買い逃すこともしばしばです。人生の節目の決断もやはりどちらかというと慎重派ですね。
今日(もう昨日ですが)の会社帰りに、GWに見損なった「ロッキー・ザ・ファイナル」を遅ればせながら見てきました。新宿の映画館で8時からの回でしたが、この回だけ料金も1,300円に割引でちょっと得した気分でした。
映画の中でロッキーは息子に反対されながらも再びリングに立つ決断をします。ロッキーももういい年のしょぼくれたおっさんなのですが、胸に秘めた熱い思いは冷めきってはおらず、悩んだ末に世間の目よりも自分の本当にしたいことを優先すべきとの結論に至ります。いくつになっても自分を信じて何かを追い求めていく姿はやはりかっこいいですね。
お話は何の驚きも仕掛けもなく想像通りの展開とラストなんですが、やはりぐっと来るものがありました。自分のもうひとつ燃えきれていない不完全燃焼感や、思うようには育ってくれずに言うことを聞かない息子達への思いとも重なり、のめりこんでしまいました。
実は公開前に嫁さんが近くの映画館の試写会に応募して当たった2名さまご招待のはがきがあって、いっしょに行こうと言われていたのですが、嫁さんとは行かずじまいになってしまいました。試写会は結局高校生の次男が一人で行ったのですが、感想は「まあまあ」。「ロッキーに比べてうちの親父は・・・」と思ったであろうことは想像に難くありません。まあ高校生の人生経験じゃまだわからんよなあ。
嫁さんと行くのを躊躇したのは招待日時が平日の夜だったこともありますが、最大の理由は私が涙もろくてロッキーは涙なしで見られないことでした。そういう心配のない映画(スターウォーズ、パイレーツオブカリビアンetc.)は嫁さんと子供連れで良く行くんですが。私にとってはロッキーはやはり特別な映画のひとつで、上映前の明るい館内でテーマ曲のメドレーが流れ始めた時から、ロッキー1のクライマックスのシーンが思い出されてもうすでに涙ぼろぼろでした。もちろん上映中の試合のシーンでも。
館内の観客は私と同年代かちょっと若いくらいのサラリーマン単独と若者数名のグループ(男女)20数人ほどでしたが、終了とともにあちこちから拍手が鳴り響き、涙を拭きながら拍手してた人も少なからずいました。映画館であんなに拍手があったのは初めての経験でした。今回のロッキーは評判が良いようですが、やはりロッキーの姿勢に共感を覚える人が多いのでしょうね。
今日は本当は昼飯の話を書こうと思ったのですが、マンガとほとんど関係なくなってしました。ついつい映画の余韻が強かったもんで。
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