田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

葉室麟『いのちなりけり』

2020年03月22日 | 趣味・本

『いのちなりけり』

春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり

(古今和歌集 詠み人知らず)

 

この本の題名は上記の歌からきている。

 

西行の歌もあり『葉隠』にも触れている。

(恋の至極は忍恋と見立申候)

 

登場人物は水戸光圀、将軍綱吉や側近の柳沢保明。

そして美少年だったという天草四郎。

主人公の生まれ育つ佐賀の人々達と、

広範囲にわたり大勢である。

 

通し読みをして、

その後、

メモを取りながら読んでいるが、

思うことは、

知に走りすぎるのは良くないのではということ。

 

知識は身を救いもするが、

大切なものを見えなくもするのではないかなと。

(ただの主婦の思うことです)

 

さて今年の桜。

誰もが複雑な気持ちで眺めることだろう。

 

けれどモノ言わぬ桜。

ただ咲いてる桜。

 

命あってこそ。

 

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