オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE22Aストレートホーン計画始動

2024年09月19日 09時43分46秒 | オーディオ

 



いよいよ始まったWE22Aストレートホーン計画ですが
 
WE22Aといえば、トランペット型スロートのツーターンで
 
ロールホーンの代名詞のようなホーンです

 

ロールホーンやフォールデッド(折り返し)ホーンの魅力とは何か

 

 

ハッキリ書くと敵を作るし友達を失うので言葉を選ぶが(笑)

 

最大のメリットは、折り返すことで実際の長さが短く出来る事だと思っています

 

ホーンで広帯域、特に低音を奏でる場合はホーンロードの長さが必要になります

細いロードをかけて、一気に広がることで低域再生を可能にしています

 

その為フルレンジで使う大型ホーンは渦巻や折り返し等のフォールデッドでスロートをの長さを稼ぐのですが

このスロートの形状で音が変わるのは以前のブログで書いたっとりです

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry/?eid=ed3c270d018acd323a3eee7d51cb3e9a&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMCZzb3J0PWRlc2MmY2F0ZWdvcnlfaWQ9JnltZD0mcD02

 

前回のブログで、555をフルレンジで鳴らして一番いいと感じたのは「WE13A」と書きましたが

この13Aの折り返し型のフォールデッドホーンのホーンロードの長さはWE最長で

開口部W62インチ、H42・1/2インチ、奥行56インチ、オリジナルの音道の長さは4.27mもあります

 

これをオーディオフェアで聴いたときは驚きました

隣にS氏が映っていますが、なんか因業爺に見えます(笑)、実際はもっと若くてカッコいいです

 

笹本氏の13Aはオリジナルよりも更に長くスロートを含めると4.85mに及びます

気柱共鳴管であればドライバーが古の555でも、音道4mもあれば50Hzが出ても不思議はありません。

※上記金額は2017年当時の金額です、現在はお問い合わせください気が向けば作ってくれますよ

 

高域から低域まで同一の魅力的な音色で、圧倒的なフルレンジ・パフォーマンスを奏でます

フルレンジでは最高と思っていたマーチンローガンCLS以上の広帯域と魅力を感じました

 

 

低域まで音を出すには振動板の大きさではなく、小さな振動板でロードを稼ぎ

大きな開口部を持つことで、通常聴くに十分な50Hzまでの低音再生が可能になります



555の小さな振動板で50Hzまでの低音再生が出来れば夢のようなサウンドを奏でますが

 

 

あたしにゃ無理!、

皆様のご忠告通りにたぶん一年と持たずに555Wの振動板を壊すことになると思います

 

ある程度低域を出して100~250Hzあたりで低域をカットしたマルチアンプ方式で555を使いたいと思います

 

選択肢は、25Aやマルチセルホーンとなってきますが

これらの、比較的短いストレートホーンでは、高域が伸びてくっきりスッキリのサウンドは奏でますが

これはステレオシステムで行っているので、少しロールホーンの魅力も奏でたいです

 

 

良く出来たWE等のロールホーンの音の特徴としては、鮮明とかが付くスッキリクッキリではなく

濁ってはいませんが、なにかほわっと「漂うように」音が浮く、といったらいいのでしょうか

 

良い音色の付帯音が付き、その音色を強調させて(不要な音を省く?)聴かせ方が旨いです

 

ロールやフォールデッドを行う事で、特徴的な音の響きが付け加えられます

手元にあるスロートを使って、音の検証を行いましたが

注、検証方法はスロートやホーンをマイク代わりに私がカラオケを歌い、どれが一番いい声に聴こえるかを聴き比べる、とてもシュールな検証です(笑)

その時の動画は、恥ずかしいので削除しました(笑)

 

 

厳密な検証の結果、22Aのカーブスロートは素晴らしい音色を奏でます

これを使えばロールホーンの魅力的な音色も奏でると思います

 

WE22Aのロールスロートを使い、魅力的な音造りをして、その後は素直なストレートホーンで

これが夢に描いていたホーンの姿なんです

 

 

取り合えず22Aの現物から形取りして、真っ直ぐ図面を引いてみます

それを、立体にしてみようと、薄い合板でプロトタイプ製作

 

ロールホーンをストレートにすると、なんだかちょっと不格好にも思える

もっとスムーズなカーブに書き換えようかと思いましたが

 

オリジナルに敬意を払い、スロートを真っ直ぐにしただけにしてみました

 

なるほど、立体にしてもなかなかいい感じ

合板が薄いので少したわむが、制作は無垢材で行おうと思っています、

たぶん撓むことは無いと思います

プロトタイプが出来上がったら、さっそく厳密な検証を行ってみたいと思います(笑)