オーディオは自分の好きな音を奏でれば
自分がいいと思えば、それでいいのだとは思います
自分の好みの音を探し出し奏でるには
製品を買い替えることでも出来ると思いますが
自分で音を奏でるモノを造ってみると、音の傾向や違いが分かり
自分の好きな音が見つけられる近道だとも思っています
まあ貧乏人のひがみと言われればそれまでかな
お金持ちは製品をとっかえひっかえして音を学び
貧乏人は試行錯誤で物を造り上げて音を学ぶ
(笑)
でもほんとにそんな傾向かな、
貧乏人の特権マイハンディークラフト
アンプや他のモノも作ってきましたが
やはり今まで作ってきたもので一番多いのはやはりスピーカー
LE8Tや755Aの8インチは何台作ったかな?
はっきり覚えていないがだいぶ楽しんできました
そこで得た経験を基に
天邪鬼な音の特性を上手く使って、
自分の好みの音を奏でる事が多少出来るようになった気がします
物の作りでも変わるし、
そのセッティングでも大きく音が変わる、天邪鬼な音
プレーンバッフルなど最たるもので、置き方、設置方法で全く音が変わります
前後に同じ音が出るバッフルの使い方を基に、アポジーやマーチンローガンも経て
古のWEバッフルにたどり着き、様々な経験を基に作り上げたWE&Lansingシステム
そんな今ステレオシステムは、自分が思い描いた満足する
マイサウンドとしてサイコーのサウンドを奏でると思っています
もう一つmonoサウンド、ホーンを使ったマイサウンドシステム
ホーンシステムは周りに大馬鹿なコンクリートホーン派が沢山いるので
私如きがコメントもできないが
それなりに研究してきました
勝手な持論ですがホーンはMONOシステムがいいと思っています
モノラルシステムを本格的なホーンで鳴らす、そんな長年の夢を叶る今回のプロジェクト
その夢のプロジェクトを始めるきっかけは友人から譲ってもらった
約100年前のWE555Wコンプレッションドライバー
WEオーディオマニアの必需品であり、
私の周りのオーディオマニアは当たり前のように皆さんこれを使っています
組み合わせるホーンはWE15A、WE13A、WE14A、WE22A、WE16A、WE25A、WE14A、WE6A
多くのホーンを使っている方々の555を聴かせて頂いてきました
が
とてもとても素晴らしくいい音だとは思いますが
はっきり言って、私の聴き方ではかなり不満がありました
多くはロールホーンで響きはいいのですが、私の好きな「音圧が足りない」のです
16Aが一番私の好きな音圧があるのですが、
金属ロードで増幅された音圧は濁りもあります
純度の良い、音のキレイなストレートがいいと思っています、
WE6Aや11Aは音はきれいですが
円形ホーンの素直な音で、その素直さがなんとなく物足りなく、
力強い音圧も私の求めるものではない気がします
そこで、私の好きな音圧を奏で音を求めて、変形ストレートを作ることにしました
やっとブログの本題に戻ってきました(笑)
私の好きなマイサウンドを描くには、
素直できれいな円形ホーンサウンドではなく
力強く心に飛び込んでくるような、個性的なマイサウンド!
今回のプロジェクトはそんなサウンドを求めて、
コンプレッションドライバー最強の音圧と言われる555の魅力を引き出します
なぜ最強のドライバーと言われるかというと、
構造からコーン型と同じ極性の動きが出来るからだと言われています
極性のルールですがL1(+)にプラス信号が入った場合
振動板が前に出ると云うルールはありません
基となったWEではL1にプラスの信号が入った場合
磁界からVcコイルが外に出る
これがルールですが、コーン型スピーカーはこのルールーでは
振動板が前に出て、第一波の音を作りますが
375や288など、殆どのコンプレッションドライバーはこのルールでは
構造上このルールだと振動板は正相の信号では
後ろに下がり第一波の音を作ることになります
このルールで振動板が聴きての方向に動くコンプレッションドライバーは
555だけなのです
その為か555は音が最も強いドライバーと言われています
まあ、音は波ですから単なる俗説かもしれませんが
他のドライバーに無い広帯域に及ぶ音の強さを感じます
その力強さをさらに強調するために?
塗装は、音反射の良くないワトコオイルをチョイスしました
響きが鈍いので更に低い音が出るように感じるのですが
果たしてどうなる事やら、やってみなければわかりませんが
塗装までも拘った、マイ・サウンドは今回どんなサウンドを奏で
オーディオの喜びを得られるのか
楽しみです^_^