オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ハイエンド・オーディその先に有ったのが、ビンテージだった

2024年10月15日 22時38分26秒 | オーディオ

若かりし頃JBLの生々しいサウンドを聴いて、鳥肌が立つような興奮を覚え

オーディに目覚めて

 

JBLサウンドで奏でる最高のオーディを極めようと突き進み

様々なJBLのスピーカーを楽しんで

 

自分なりにですが、その頂点のサウンドを突き詰め、奏でられたと思っています

やがて巷の時代の流れとともに、音を楽しむ音楽の楽しみ方が

 

 

少々暴れようが、多少歪もうが、それらの占める割合が40%台で

50%以上は「聴いて楽しい」が占めていた

 

楽しい音楽を奏でるスピーカーの時代から

 

 

 

B&Wやマーチンローガン・アポジー等々時代の最先端を聴き始めて

 

音の楽しさよりも、質の高さ「特性の良さが」50%以上を占める

質の高い音で音楽を奏でる、そんなオーディの時代に入ったのを肌で感じ

 

 

JBLのリアルで楽しいサウンドの「時代はもう終わった」と痛切に感じ

古いダイナミック型を処分して、最新スピーカーへと進み(?)ました

 

 

 

そんな質の高いスピーカーを鳴らしきり

次なるハイエンドサウンドの頂点を目指し

アンプも次から次へと進化?していった

 

音の良さ質の高さを求めて、SPの能率は下がり

それに応えるアンプに変わっていった

 

 

求めていた質の高いサウンドを得られる度に、「何か失うもの」を感じていたが

 

質を求めて進むしか、

 

他に手段は無かった

 

やがて、自他ともに認めるようなサウンドを奏で始め

 

そのハイクオリティーなサウンドに酔いしれ

 

聴くレコードもJAZZやクラッシック等々のハイクオリティーな

ソフトを聴くようになり、その音楽ジャンルにも慣れ浸しむようになり

 

かつて聴いたレコードを聴くことが何やら下品な時代に反するような気がしていたが

何気なく10代の終わり、上記写真の18の頃に聴いていたレコードを聴いてみたとき

楽しくない

ワクワクしない

興奮度ゼロ

そんな我がオーディオに疑問を感じていたが、まさか昔に戻ることはもうできない

 

 

ハイエンドを進むしかない!

そう自分に言い聞かせて、通ったオーディオショップやオーディオフェアで

出会うサウンドに、やはり行き詰まりを感じ、疑問を感じていた

 

 

その時すでに

WE618Bの素晴らしさは知っていたし手に入れていた

WE755Aも手に入れていたので、WEに片足は突っ込んでいたが

 

音の良さを求めたハイエンドオーディオに取り入れてもいい、

古のWE機器程度だったが

 

 

音の良さに疑問を感じ、音の楽しさに改めて目覚めて

WEやLanshingの奏でるサウンドを聴いたときに

 

私の求めるサウンドの遥か頂点にWEサウンドがあるのが分かった

 

我が求めるサウンドは質を求めるハイエンドではないと気が付き、全てを処分

 

 

 

WEをやりたかったが

WEが嫌いですごく抵抗があった

 

ハイエンドサウンドを求めていた頃、

憧れのレビンソンやチェロアンプを手にして

ショップの出口の近くで「無駄なことを」とボソッと言った


ほんとに腹が立つジジイがいた

 

我が愛機LE8TをWE755Aの「成れの果てのSP」と言ったり

コッターを手にした時もWE618Bを聴いたことあるの?

 

と、ほんとに腹が立つジジイだった、

 

そのジジイはWEマニアで、店の人もまともに相手せずに

出口のあたりのパーツ売り場で何やらボソボソ皮肉ばかり言っていた覚えがある

 

あのジジイのWE論が嫌いで嫌いで、極め付けは「JBLなんざWEの粗悪品」だよ


そんな言葉が許せず、ジジイが好きだったWEが大っ嫌いになった

 

 

だから生涯WEサウンドを奏でるつもりはなかった

(今でも純粋なWEサウンドを奏でるつもりはありません)

 

 

 

 

 

腹が立つ思い出話から話を戻します

聴いて楽しい、ワクワクする、そんな自分の求めるオーディオサウンドを見つめなおし

 

見上げた時そこに有ったのは

古のWEと云う会社やLanshingらが奏でた励磁サウンドがあった

あくまでも私の求めるハイエンドサウンドその頂点に

WEやLanshingサウンドが有ったので

 

べつにWEサウンドを奏でたいわけではない

 

 

だから、オリジナルWEでもレプリカでも改造品でも構わない

これらのユニットが奏でるサウンドが

 

私の求める、先ずは楽しく、

 

そしてリアルないい音であればいい

 

だからオリジナル製品に拘るつもりはない

 

 

まあ、買えない僻みと言われればそれまでだが

 

正直オリジナルWEサウンドは、いいと思うものもあれば

天然エコーサウンドで素晴らしいボーカルも奏でるが、

現代音楽が奏でられない、ただの懐古趣味のサウンドでもある、と思っている

 

 

最近、中国や韓国のお金持ちがWE劇場サウンドを奏でる動画をよく耳にするが

そのサウンドは全然楽しくない、昔の音

にしか聞こえない(笑)

 

 

仕方が無い事だと思う私はWEサウンドが好きではないので、

WEサウンドを奏でようとは思っていないのだから

 

自分の求めるサウンドを奏でるために

WEやLanshingのユニットを使っているに過ぎない

 

 

昔のWEのロールホーン、それは狭い劇場でホーンロード稼ぐ「苦肉の策」なのか

音に表現力を持たせるための「手段」なのか

 

その回答を自分なりに出してみたい、その先に自分の求めるサウンドが見えてきそうな

今日この頃です