
最高のホーンsoundを奏でるWE13A
1930年頃に作られた無垢の木製なので、
オリジナルはなかなか現存するものは少ないですが
オリジナルから型取りして、レプリカを作成しているのが笹本氏
初めて聞かせて頂いたのが、数年前の真空管オーディオフェアでした
その後も縁あって、様々な機会に聞かせていただきました
ステレオで納められた、ベンプレ様宅も聞かせて頂き
その素晴らしさに、惚れ込んで
技を盗んで作ろうか、素直に譲って頂こうかとも思いましたが
残念ながら、我が家には大きすぎて入りません(笑)
笹:全部いらんもの片付けて、13A入れなハレ
と、言われてもなかなかそうは行きませんよ〜

1930年当時WEで使っていた頃は、WE555ドライバーを使い
高域 WE12Aと、低域WE13Aを組み合わせて使われていました
ホーンロドの長さの違いで同じ音源ながら、低域と高域を分けて鳴らしていたのです
この 12A&13Aのオリジナルのsoundを聴かせて頂いた事がありますが
間違い無く世界で最高のボーカルサウンドを奏でます

なかなかこの組み合わせは聞くことはできませんが
勿論WE13Aだけでも魅力的なサウンドを奏でます
私が一番魅力的なサウンドを奏でていると感じるのは
低域も高域も足さない、
WE13A一本のモノラルsoundが一番魅力的だと思います
ですが、今の時代の様々な音源を聴くには役不足です
CD等の今のソフトは低域は当時より、もっと低い音域です
その低い音域を奏でないと低音が聞こえてこないですが
音域を奏でるには555ドライバーでは無理だし、出せば壊れます
高域も伸びて録音してあるので、音が出てないと
詰まったような高域に聴こえてしまいます

今の音源で聴くには低域と高域をを足さないと無理ですが
CDなんざ聴かない!、当時のレコードしか聴かない!
と潔く語る引業者なら、13A一本で十分だと思います
またホーンで大切なのはモノで使うことだと思います
Monoサウンドの魅力は今までも書いて来ましたが
その魅力的なモノsoundを、さらに魅力的に奏でるのが
ホンーンスピーカーだと思っています

その惚れ込んだ13Aホーンを
今回はダスキン栗原ビルに設置のお手伝いしました
制作されたばかりの13Aホーンは丁寧に梱包され、愛媛から軽トラで運ばれて来ました

1人でろくに寝ないで運んできたというのだから、
元気な爺様です^_^
設置に声を掛けたのはFBの「魅惑の励磁の世界にようこそ」のメンバーの方々
前回のGIP設置にもご参加頂き連続で皆様すみませんでした

前回の写真です
そのGIPが設置されたオーディオルームでは無く、今回は
三階建てのガラス張りのビルディングロビーの階段踊り場に設置が決まり

早速組み立てを6人で行ったのですが、
重く大きく四苦八苦でしたが無事に設置出来ました
その素晴らしい13Aサウンドを広い空間で堪能させて頂きました

が、本人はかなり不満なようで再度調整を行う事に決定
みさんお腹も空いたので、高速を1時間飛ばして我が家でお蕎麦タイム
我が家では、私がかなり苦労して吊り上げた22Aストレートホーンを楽しんで頂きました

その際のステレオも楽しんで頂きましたが
モノレコードをステレオ装置で聴いたあと、モノシステムで聴いて貰い
皆さんの表情を伺うと、鮮烈なモノサウンドに驚きと興奮を得た様です
「リアルですね〜」「音がハッキリしますね」「存在感が有りますね」等々
皆様私と同じ様なご意見でした、
ステレオ・サウンドが良く無いわけでは有りません、
モノレコードをステレオで奏でる事に問題があるのです
それを聴いていただくためにいつもの、ドラムセッションも聴いて頂きました
これも皆様いい表情です^_^、私も聴いて貰って満足
我ながら音が良くなったと感じたのは、あの大音量ドラムセッションで
皆様が普通に会話している姿が嬉しかったです^_^
乱れの無い音はどんなに大音量でも、会話が楽しめる
これを実証出来ました、
どんなに大音量でも今回は誰も「うるさい」と言わなかったので
だいぶ我がサウンドも進化したかな^_^
皆様、楽しい時間をありがとございました〜