ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

今年の梨も終わる

2017-11-02 20:24:00 | 果樹園の仕事人
毎年のことながら、収穫が始まってから終わるまで短く感じる。
一年という単位が当たり前になり、同じ仕事を繰り返している。
早、63歳になる。
身体が痛み壊れてくる世代だ。
ご多聞に漏れず、自分もガタガタと壊れ始めていることを実感する。
終盤の人生をいかに生きるかと思うと、身体が痛むのは残念。
若い時のように、意気軒高と気力がほとばしるようにはいかない。
ただ、御身をいたわり、じっと耐えるような生き方しかできない。
とにかく、自分の体は自分が一番よく知っているので無理はやめよう。


今年の梨は、外れ模様

2017-06-16 17:25:00 | 果樹園の仕事人
今、黒星病という梨の病気がひどい。
特に、一か所が絶望的だ。
みんなに聞けば、今年は、全体的に多いという。
しかし、自分の畑に関しては、梨つくりをしていてこんなにひどい時はなかった。
五月の十日頃からこの圃場の摘果を始めるのだが、果叢に、病気がついているのを確認して、びっくり。
なぜなら、ほぼ七日おきに防除をしていたのでその都度、観察はしていたが、一気に病気が広まったようだ。
どうも解せないなと、近くの梨園の畑を観察したら、そこの親父さんがどうも、手のまわっていない畑があるようで、そこの畑は、開花後まで剪定枝を園外に持ち出せなく、防除も機械が入れないのでやっていないようだということを聞く。
聞けば、もう、何年もこんな状態で防除が手抜きになっているらしい。それで、毎年黒星業に悩まされているという。
その畑から200mくらいはなれて北東側でもろに、黒星病菌が飛んできているようだ。とにかく、例年と同じように防除をしていたので気にはしていなかったが、まさか、こんなことになるとは思わなかった。
おそらく、40アールくらいは相当な被害が出そうだ。収穫量は、八割減くらいを覚悟している。
品種は、幸水、豊水、あきづき、王秋とまんべんなく被害を受けている。唯一、どうにかなりそうなのは、新高梨だけだ。15アールくらいあるが、まともに収穫できるか不安だ。
他の圃場は、それほど、病気の発生はない。まったく困ったものだ。


六月だ

2017-06-01 20:24:00 | 果樹園の仕事人
一年過ぎるのは、早いな。いや、半年、いや五か月。

とにかく、時間の過ぎるのはあっという間かな。光陰矢の如しと古人は言った。まさに実感。

このブログも少しご無沙汰していた。気がつけば、六月だ。

自分も歳を重ね62歳になったことも忘れそう。

還暦の実感もない。それから二年余り。

勤め人ならば、定年を迎え悠々自適という生活だろうが、自営業は自分がエンジンでエンジンが動かないと前に進まない。

そんなわけで、ポンコツの身体に鞭をあてて頑張っています。


おおみそか

2016-12-31 19:23:00 | 果樹園の仕事人
今年も、残すところあと数時間。
なんだかんだと一年が過ぎた。
歳とともに、感激も実感も薄れてきた。

寒かった昔も懐かしい

今年も、暮れはそれほどの寒さを感じない。

不感症になったのだろう。

慣れとは恐ろしいものだ。

新鮮な喜びを感じるような自分になりた。


地震が来れば、先ず原発の状況が気になる。

2016-11-22 07:50:00 | 果樹園の仕事人
しかし、いつも地震が来ると、気になるのが原発だ。福島の被災者が、あの、原発さえなければ、、、と言いながら亡くなった気持ちがわかる。いつも、地震のたびに思い出し、震源地はどこか、原発は大丈夫か、そんなことを心配しながら死ぬまで気にしなければならない。
新潟なんて地震の多いところで、目先の補助金に目がくらんだムラ人間が、原発容認市長を選んだ。いずれ、福島のようになるかもしれない危険を本当にかんがえているのだろうか、自分の子供、孫が避難先で、いじめられることもあるかもしれないということを念頭に置いて投票しているのであれば、それは、自業自得ということになるが、そうでない人は、いいとばっちりだ。
原発がなくても、電力は足りていた。
電力は企業論理で安くできるという詭弁を使い、国の税金を投入していることをマスコミに広告費のカネでを抑えて知らしめない。
なんと、おこぼれにあずかりたいという人の多いことか。