ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

周囲を囲ってみました

2007-04-30 11:06:37 | 果樹園の仕事人
連休中で資材が手に入らない
と言うことで持ち合わせの材料を使い、薬剤飛散防止のための防風網をかけました。いぜん、友人からもらったペンキ屋さんのネットを使いました。これが目も細かくて、非常にいいです。特に長さが3間くらいで取り付けが簡単でした。針金で留めるだけ。そして上部は青の防災網を取り付けました。
網棚を作ってからやる順番なのですが、やむ得ません。とりあえず応急処置。薬剤の散布のために仕方ありませ。


自分でやる

2007-04-28 06:43:58 | 果樹園の仕事人
業者に頼んだが、連休明けまで待てない
と言うことで、自分でやれるところまでやってみることにした。最低限、周囲の網だけでもと決行する。
まず、先日手順の間違えたところまで戻る。キャップの入れ替えを少しづつやる。これが、半分まで一度はずす。そして、向きを直してもう一度入れる。キャップは半分で約30個、5個ずつ移動する。
それから、周囲柱を馬を使って立てる。そして、隅キャップの引き止める捨て線をかけ、アンカーにとめる。四隅同じようにして、周囲線を、張線器で締めていく。二台使い交互に閉める。そうすると、次第に周囲線が張ってくる。キャップがぶら下げてあるので重くなる。そこで、周囲柱にキャップをかぶせ立てて張りやすくする。
次第にあがってくる。四隅の角度を確認してから、引止めクリップで締めなおす。そして最後は、周囲線をつないで、出来上がる。

と言うことで、やりました。頭の中でシュミレションしたので、ほぼ完璧に出来た。手順の確認は怠ってはいけないことを実感しました。



網棚を作ろうとしたが、、、

2007-04-25 08:01:04 | 果樹園の仕事人
富里圃場の網棚二つに分かれている畑だが、ひとつは自分で作った。残りもやろうとして材料を入れて準備はしていた。
とにかく、周囲を囲うために骨組みをつくらなければならない。そこで、はじめたが、しばらくぶりなので、手順を間違えてしまった。しかし、時間がなかったがもう一度はじめからやり直すしかない。
キャップを入れる向きが反対にしてしまった。周囲線を一度はずさねばダメだ。結局時間切れ。
前に作ったときはうまく出来たが、今回はどうもあせりもありうまく出来ない。
収穫までの時間が取れないので業者に頼むか検討している。金がかかりそう。頭痛いな。

ポジティブリストの重荷

2007-04-22 06:37:04 | 果樹園の仕事人
果樹園農家に大きな負担
通勤で、富里に梨をつくり始めて7年目になる。市川からもう2軒梨つくりをしている。富里でも10軒くらいは梨つくりがいる。
最近、隣家のジャガイモスイカ農家から文句を言われた。例のポジティブリストの問題だ。薬がかからないようにしろと高圧的に言う。
まあ、農薬問題は何の作物でも避けて通れない問題だ。果樹園では、スピードスプレイヤーと言う、扇風機の羽をつけた機械で農薬を吹き付ける。風力で枝に薬剤を飛ばす。それで、害虫や病気を防いでいる。
これが、風車を回さないとまるで薬がかからない。噴口は数があるのでポンプの力だけでは上のほうまで届かない。
しかし、まわせば隣の畑の部分までかかってしまう。頭の痛い問題だ。防風網をかけても実際はかかってしまう。100パーセント防ぐ方法は密封するしか方法はない。そんな方法は現実的に無理だ。
薬剤をネットで調べてみた。そうすると、梨の薬剤とスイカはかなりかぶっている。うまく出来そうだ。ジャガイモは、ほとんど共通性がない。困ったが、ドリフトの影響を調べたら地下の作物、イモ類はそれほど影響はないと出ていた。もちろん収穫間際の場合は注意したほうがいいとなっているが。
と言うことで、ある程度梨つくりと共存できる可能性があった。でも、周辺の農家はどう見るかだ。隣接している場合だけだが。
登録のない場合の検出基準は0.01ppm。そして適用される一律基準は25mプールに一滴たらした量だと言う。もし、検出されれば出荷停止。
先日、栃木だか、茨城だかのイチゴが処分していた映像を見た。一部は全部の廃棄だ、非常の負担が重い。自分がかけたのではなく、隣でかけたものであれば責任を追及されて、賠償責任を負うことになれば個人農家は破産する。故意も過失も許されない。

こういうことを考えると、梨、ぶどう、柿、りんごなどの果樹園は周辺に野菜畑があったりすると、園の経営は不可能になる。いまさら手散布では、経営が成り立たない。

とにかく、果樹園はポジティブリストにより大きな負担を強いられて環境的に存続が難しくなってきた。行政に改善を求めたいが、、、あまり期待できないな。
こんなことを考えると、気が重くなってくる。明るい未来が見えてこない。残念。

成りぐあいは、、、

2007-04-16 07:35:09 | 果樹園の仕事人
新高を見ると、不安
試験の結果が気になるような感じで、畑に見に行くが、少し危ない雰囲気。交配後、花びらが散れば子房が膨らんで、実のついたのがわかる。今の段階ではどうもついているのが少ないように見える。果たしてどうなのかはあと三日もすれば完全に分かる。
暖かいところの花は早いので、もう、実がついているのが見て分かるが、そうでないところは、少し遅れるのでもう少しの時間が必要だ。

ただ、感想としては少し厳しいようだ。原因はなんだろう。今年の場合、日中の気温がそれほど上がらなかった。そして、夜間は二三日小雨が降った。
交配後、三時間位たつと花粉管が成長し受精する。そのときの気温や湿度に影響を受ける。低温のため花粉管が伸びるのに時間がかかり受精までたどり着けないうちに、夜間の雨でよくなかった野ではないかと推測する。

とにかく後二三日様子を見なければはっきりと作の状況が分からない。