花が終わり葉が出てきた

葉が出てきました。
花びらが散ると、いっせいに葉が出てきます。このころになると、交配の結果が分かるようになります。実がついていると、花びらのもと、子房の部分ですか、それがふくらんできます。
今年の結果は、天気がよかったので平年よりよくなっていると思います。はじめよければ、、、といきたいものですね。

昨日は防除をしました。

ミツバチが回収されて殺虫剤と殺菌剤をかけました。
　千葉県が出している防除暦と同じ薬をかけました。この暦は、じきじきの薬剤を乗せてあります。未登録農薬の問題などがあり、散布記録も提出するようになっています。同じようにかければ簡単ですが、人それぞれの工夫が無くなり少し物足りないです。ただ、選択できるものは自分で考えて選んでいます。
　最近の薬はよく効いているようですが、昔の薬も安価で捨てがたいです。一度かけるとうん万円かかるときもありますから。コストダウンを考えてやらないと。
　そうこうしているうちに交配が終わり、今、新高のつき具合を見ていますが、もう少ししたほうがハッキリと分かると思います。

昨日は、富里圃場にいきました。

ミツバチがたくさん飛んでいます。
　幸水の花の周りにミツバチがたくさん飛んでいます。周りにあまり花がないので、梨の花に集まってくるようです。近くの梨園でミツバチの箱がおいてありました。温度が上がり活動が活発になっているようです。おお助かりです。
　仕事は少し、畑の除草をして、空いている畑を耕転しました。去年はサツマイモを植えたのですが今年はどうしようか考えています。２５アールも空いていると、もったいないと思うのですが、梨は、これ以上になると手が回りません。ブルーベリーも植えてみようかと思いますが、苗木が高いので少しだけにします。挿し木で増やそうと考えています。十年後にそれらしくできればいいかな。

交配

一つ一つの花叢に花粉をつけます
花粉は、昨年の貯蔵花粉と、中国からの輸入花粉、今年取った花粉を混ぜて使っています。
新高の交配のときは、まだ他の花がないので貯蔵花粉がないとできません。いちおう中国花粉は保険をかけているようなものです。
交配というのは、同じ品種では実がなりません。他の花粉が必要なので組み合わせの問題もあります。親和性というのですが、輸入の花粉は中国梨なのでどの梨にも使えます。
値段が高いのですが、最近ではかなり使っている量が増えている。これからは、花粉を取るのに手間がかかるのでどうしても頼るようになってしまいます。

交配も後半に入りました。

先週の木曜日から交配
　三日雨のあとすぐに交配に入りました。気温が上がっていい日和です。ミツバチもよく飛んでいますが、絶対量が少ない。なし組合の方針が自由になってから、入れない人が増えてしまった。本来ならば、今の三倍くらい畑に入っていたのに残念。
　人手を頼んでやるので必要ないという人が増えた。ミツバチもタダではないのでやめるのだろう。でも、いつも休まず働くのはミツバチだ。もっと、量を入れてほしいと思う。
　昨日は、通勤農業でいっている富里の畑にいってみた。やはり、市川と比べて気温が低いせいか、花はまだチラホラだ。来年の貯蔵用に花を取ってきた。
　今日は、幸水梨の交配をこれからやる。いい天気でよかった。