ほのぼのオヤジの気まぐれ意見

漂流人生の思うがまま

震災3年目

2014-03-11 08:45:00 | 果樹園の仕事人
月日の過ぎるのは早い。あっという間に3年過ぎてしまった。
前年の6月に親父が亡くなって、翌年の3月。
あの時のことは、はっきりと覚えている。
携帯の地震の警報を初めて聞いた。なんだかわからなかったが、地震の警報だと理解した。
それから数日、夜中でも、毎日何回かなっていた。
その時、畑で剪定中だった。立っていられないくらいの揺れで、梨棚につかまった。
揺れている時間は、一分以上あったように思う。こんなことは、本当に初体験だ。
少し時間をおいてから、うちのやつと家に帰ることにする。年寄りがひとり家にいるので、心配があった。
ちょうど3時の休憩時間だったので、歩いて5分くらいの畑から戻る。しかし、余震が多くて、家に入れない。おふくろは、家の外に出ていた。
古い家なので、筋違も少なく、壁もあまりない昔の作りで、屋根のかわらだけ重い。いつ、つぶれてしまうか不安だった。
まあ、関東大震災の時も倒れずに残ったというので、多少は、持つだろうと思っていた。
近所の屋根瓦は落ちている箇所が目についた。幸いにも、この家は、瓦も、飾りの部分だけ少し落ちが。だが、被害といえるほどでもなかった。ブルーシートも不要だ。
今、先日の大雪で、漆喰がはがれてしまい修理をしている。だいぶいたんでいたので、ちょうど潮時だと思い依頼する。
とにかく、あれから3年、原発はなくても電気は足りる。それが、実証されている。この次に日本海側の地震が怖い。
新潟、福井と原発銀座だ。もし、事故が起こっても軽微で済んでほしい。安全に絶対はない。それが福島の教訓だ。


春は遠いかな

2014-03-09 07:05:00 | 果樹園の仕事人
このところの天気は、昨年と比べて気温が低い。

というのも、梨の花芽が膨らんできていない。三月になると、日に日に大きくなるのがわかるのだが、やはり、二月の大雪で休眠中か。

ちょうど、一週間明けて降ったので、起きはぐったのでは。

まあ、それはそれで剪定が終わるまでは、花が咲いては困るので助かる。

いよいよ、防除の準備もしなくてはならない。

はじまりは、ハーベストオイルという薬剤。これは、機械油とも言われていて油が成分だ。少しべっとりと着く。昆虫などの気管に入り防除できるという。ただ、カッパも油なのでべとべとになる。

早朝からやるので、寒いと機械の風車にツララがつく。手がかちかんでしまう。とにかく、あまりやりたくない仕事だ。