おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

ラーメンズライブ

2007-05-31 19:10:22 | Weblog
先日、DVDに録画してあったラーメンズのライブ、第16回公演”TEXT"を見た。

ラーメンズは、Macのコマーシャルや教育TVのピタゴラスイッチ(小林賢太郎が出演)などでTVには出ているが、ふつうのお笑い番組などではまず見かけない。僕は、以前一度だけ彼らのネタを”爆笑オンエアーバトル”で見たことがあるが、ちゃんとラーメンズの舞台を見るのは、今回が初めてである。

見終わった感想。おもしろかったというよりは、よくできていると感心した。たとえば、うまく説明できないが、平行して展開される2つ別々のストーリーがあるのだが、その物語に共通の言葉がいくつか出てきて、それがそれぞれシンクロしているのである。”人出”と”海星”、”開店”と”回転”など、日本語の妙を上手くいかしている。

”ネタ”(というより脚本と言ったほうがピッタリくる)を書いているのは小林賢太郎。すごく頭のいい人なのだろう。でないと、あのようなネタは書けないだろう。また、それを演じる片桐仁もすばらしい。

お笑いが好きな同僚が言うには、彼らは演じる時間が制約されるから(お笑い番組などの)TVには出演しない、ということらしい。なるほど。

一度、生で見てみたいものだ。

でも、見に行く機会がないから、今は4月に発売された幻冬舎文庫の小林賢太郎戯曲集”home FLAT news"で我慢しておこう。

ラーメンズ、オススメです。
コメント
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