おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

TIBF

2007-07-07 19:34:09 | 春夏秋冬 季節の出来事
今日は東京国際ブックフェアに1人で行ってきた。

東京国際ブックフェアは、TIBFと略される(Tokyo International Book Fair)。ちなみに北京国際図書展示会は、BIBF(Beijing International Book Fair)。そして、台北国際図書展示会は、TIBE(Taipei International Book Exhibition) である。東京と区別するため、表現をかえてあるようだ。どうでもいいことだが。

さて、会場へは毎回臨海高速鉄道の最寄り駅を使っていたのだが、会場まで少し歩くのがいやだったので、今回はじめて”ゆりかもめ”で会場に向かった。汐留から乗ったのだが、ちょっと時間がかかりすぎてウンザリした。

会場に到着。入る手続きをするところで、名刺を忘れたことに気がついた。名刺2枚あれば、必要事項の記入が省略できたのに。面倒だと思いながら、必要事項を記入、入場証をもらって会場に入る。

「狭い!」これが入った時の最初の感想である。昨年までの会場とは違うホールを使っているせいなのか?とにかく狭く感じられた。
いつもお世話になっている出版社さんのブースへ向かう。お昼少し前ということもあり、なかなか知った顔に合わない。ようやく会えて挨拶をする。一応一通り挨拶したあと、今度は一般客として会場を廻る。

僕だけでなく、会場にくる一般客の一番の目的は、本のバーゲンであろう。普段値引きされていない本が10~20%off、あるいはそれ以上値引きされてで売っていたりする。また、洋書も大幅に値下げして売られている。今回も、最近人気の高い仕掛け絵本”Jungle Book"(英語版)が2000円で売られていた。これなどは、超お買い得である。僕は洋書コーナーで、英語教材のポスター、同じくカードとキャラクター絵本を購入。合計1300円。安い買い物である。

次にアドビのブースへ行く。いつもながら人が多い。CSもすでに3ヴァージョン目。どんどん進化していると同時に、僕はどんどん乗り遅れていく。

会場を一巡した。入場した直後は「土曜なのに人が少ないなぁ」と思っていたが、廻るにつれてどんどん人が増えてきた。再びお世話になっている出版社さんのブースへ行って、先ほど会えなかった人たちと挨拶。その後、会場を後にした。

TIBFは年1回の出版界の大イベントである...と言いたいところだが、実はそうでもない。今年の出展社数は史上最大となっているが、内容をみると「ホンマか~」と思ってしまう。明らかに日本の出版社の出展が減少しているからである。

その原因は、まず出展料(家賃)が高いことにある。BIBFやTIBEに比べかなり高いのである。また、出版社にとって国際ブックフェアに参加する目的は版権売買にあるが、BIBFやTIBEに比べ版権売買の取引数は少ないと言われている。参加する外国出版社の絶対数が他に比べ少ないのだ。外国出版社の日本マーケットに対する見方の問題なのか、出展料の思うのだが問題なのかは定かでないが。よって、出版社さんから「(ここに)出展するメリットを感じられない」という話を耳にする。

今後もTIBFは続くだろうが、出版社等出展者を増やすことを考えるなら、ブース代を引き下げたほうがよいと思うし、読者中心のイベントにするなら、もっと便利なところ(昔々サンシャインシティの中でやったことがあった)で開催してほしいなぁ、というのが個人的な意見である。

今日は人混みを歩いて疲れた。爆睡だ。

(写真は、ビックサイトのモニュメント)




たぶん載っていない→人気blogランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする