おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

女子プロレスを知らない

2007-11-07 00:10:34 | 70~90年代 プレイバック
歓送迎会(酒の席)でのお話。

なんかの拍子で部活の話題になり、酔った係長が昔アマレスをやっていた女性を指さし「コイツは昔、女子プロ(レス)をやってたんだぜぇ」とのたまっていた。アマレスとプロレスは全くの別モノだから、これは間違い。まあ酒の席だからしょうがないのだけど。

その時、ふと思いついた事を昨年入った女子社員に聞いてみた。「女子プロレスって知っている?」「知らないです。ジャガー横田とかがやっているんですよね」予想通りの回答が帰ってきた。いまの若い子は”女子プロレス”を知らないのである。これは当然のことだろう。だってTVで放送していないのだから。

今の若い女子が”女子プロレスラー”といって知っているのは、前でのジャガー横田と北斗晶くらいだろう。何故ならば、TVにでているからである。

今のプロレス界の現状は、非常に厳しい。どんどんTVの放映時間が少なくなっている。特に厳しいのが女子プロレス。現在ではメジャーな団体はなく、もちろん地上波でのTV放送もされていない。

昔は、TVで活躍する女子レスラーの姿を見て、励まされ、憧れ、そしてレスラーになることを夢見る女の子がいたわけだが、現在はTVで放送していないのだから、そのような流れができてこない。新しいFANが生まれないわけである。

全女はともかく、”女子プロのカリスマ”長与千種が率いていたGAEA-JAPANが2005年に解散したのが痛かった。技術をもつ良い若い選手も沢山いた。また、興行的にもアジャや豊田たちとの”世代抗争”などが面白かった。

ジャガー横田や北斗晶が(がんばって)TVに出る限り、”女子プロレス”という灯火は灯っているが、そこからどう女子プロレスを盛り上げていくか、というのが今後のポイントであろう。

WWWA(赤いベルト)やオールパシフィック(白いベルト)は、今誰が持っているのだろうか?


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