トイレから「こんにちわ」

驚いた話。

少し前の話だが、夏休みの終わりに車でドライブがてらアスレチックへ行った。散々あそんだ後、その近くにあるマックで休憩してから帰ることにした。

マックで用を足しにトイレのドアを開けた途端、驚いた。小学校３・４年だろうか、少年が洋式トイレの扉を開けっ放しにして、座っていたのである（もちろん、踏ん張り中）。

驚きはしたが、そのまま用を足しに”あさがお”の前へ移動した。少しすると、その少年が「こんにちわ」と声をかけてきた。

少年「こんにちわ」
僕「こんにちわ。いつもあけてしてるの？」
少年「うん。家でもそうしてる」
僕「よくできるねぇ」

その後少年は何か言ったのだが、水の流れる音でそれは聞きとれなかった。わざわざ聞き返すのもなんなので、
「じゃあ」と言ってトイレを出てきた。

子どもとはいえ、開けっ放しでするってのは…よくできるものだ。閉所恐怖症なのかなぁ？とも思ったりしたが、話している感じでは、そういうふうには見えなかった。

家でもしてるというのだから、親も公認なのだろう。

彼がトイレの扉を閉めれる日は、いつなのだろうか？


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