おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

少年サッカー~10番を背負う者…

2010-02-06 23:20:44 | 少年サッカー
少年サッカーの話。

先週の土曜日、ブロック(近隣4つの市にあるサッカーチームの)U-9大会のトーナメント決勝戦が市内の小学校で行われた。僕はそれを見に行った。長男のチームを応援に行った訳ではない。長男の所属するチーム"1"は、すでにこの大会の予選リーグで敗退している。
それなのに何故この試合を見に行ったか?それは、どちらのチームもチーム"1"を破っているからである。その2チームがどのような戦いをするか?それを見たかったのだ。

決勝を戦うのは、チーム”W”とチーム”F”。
チーム”W”は、中心的な1人の選手が縦横無尽にドリブルで突破するのが特徴のチーム。
チーム”F”は、中心的な選手が足の速い両ウイングにパスを供給することで得点をするチームである。
この試合での僕が見るポイントは、チーム"W"がどうやってチーム"F"の両ウイングを抑えるか?であった。

会社が終わってからグランドへ行ったので、試合を見たのは後半からである。得点ボードが見えなかったので、どちらが勝っているかわからなかった。ただ、戦況はややチーム"W"が押し気味だった。

試合をしばらく見ていて、”おや?”と思った。チーム"F"の中心的な選手、10番の選手が試合に出ていないのだ。なるほど、それでチーム"F"の両ウイングにボールがなかなか回らないのだ。

一進一退の攻防。後半は無得点のまま試合終了のホイッスル。喜んだのは、チーム"W"。どうやらチーム"W"が勝利したようだ。試合は後半を見ただけでも十分満足できるものであった。ただ、チーム"F"の10番が出ていなかったことだけが気になった。

その日の夜、チーム"F"のコーチのブログを見ると、10番の選手は前半で負傷退場したと書いてあった。なるほど。それは戦力的にもメンタル的にも、大きな痛手だったはずだ。決勝で中心的な選手の負傷退場とは、不運としか言いようがない。
次の大会では、ベストメンバーでの対戦を期待したいものだ。

話は変わって、翌日の日曜日は、次男(幼稚園)のチームがサッカー大会に出場したので、それを見に行った。

幼稚園サッカーは面白い。それは、子供がプレーしている以上に、親の応援が一生懸命で、すごいからである。

”大きく蹴りなさい”、”ボールに向かって走りなさい”、”ボールを取りなさい”など、親は声高に叫ぶ!必死である。

一番笑えたのが、GKをやっている子供にその親がゴール裏から指導している時に、ボールが飛んできてゴールに入ってしまったことだ。その時GKの子は、ボールに背を向け、親と話していた。試合中にゴール裏から話しかけちゃ駄目だよなぁ…。応援していたそのチームの親たちの声が、そのゴールのあと一気にトーンダウンしていた。

次男は、考えながらボールを追っているようだった。顔がそんな顔をしていた。団子状態でボールを取り合っている集団から、ボールが出てくるところを伺っている。それを見ると、よけいな口出しは本人を迷わすだけ、と思って”指示する”応援はしなかった。すると次男は、それなりにチームに結果を残した。

4月からは次男も小学生。いまはチームでキャプテンをつとめているが、今後もチームのキーマン、いずれは”10番”を背負ってもらいたいものである。

幼稚園児に期待しすぎか?


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