おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

バスフリーク

2007-06-04 01:36:49 | こどもの行事/こどもと遊ぶ
土曜日の新聞で”バスの営業所(車庫)でのイベント”の記事を見つけた。日曜日に特に予定もなかったので、子供たちを連れて行くことにした。

バスの営業所というのは、なぜか交通の不便な場所にあるような気がする。今回の営業所もそうであった。まずそこまで行く方法を考えた。車で行ったら駐車場を探すのが大変である。家の近くから直接そこに行くバスは出ていない。電車の駅からは少し距離がある。といって、電車で近くまで行ってバスに乗り換えて行くもばからしい。「私が送っていけばいいのでしょ!」ということで、カミサンに車で送ってもらうことにした。

近くで降ろしてもらい、営業所に向かう。営業所の入口が見えてきたが、30人位の人が並んでいる。「入るのに並ぶのか?」と思ってたら、その列は払い下げ品の即売会場に入るための列であった。混乱を避けるために入場制限をしていたのだ。

バスフリークにとってこういうイベントのメインは、やはり即売なのだろう。検査のときにかぶるバス会社ネーム入りのヘルメットから行き先表示幕まで様々な品が陳列されているのが見えた。やはり人気が高いのは、行き先表示幕(前方部)のようだ。今、バスの行き先表示は、幕から電光板に変わりつつある。だから、行き先表示幕は今後なくなるので、今のうちに購入しておこうというバスフリークが多いのではないだろうか。即売会では、バスから取り外したそのままのものが置いてあり、それをじっくり吟味(系統とか、行き先など)している姿やその表示幕の機械ごとエアパッキンにくるんで嬉しそうに持ち帰える姿が見られた。どこに置くんだろう...。

イベント会場自体は狭く、展示してあるのは、自社のノンステップバス1台、近郊の市から請け負っているコミュニティーバス2台が展示されている(いずれも運転席に座れるため長蛇の列)のみ。新聞に載っていたので期待していた”夜行便仕様の2階建てバス”は、展示されていなかった。午後からの展示だったのだろうか?

夏祭りのような子供用の模擬店もいくつか出ていて、子供たちはバスよりそちらを楽しんだようだった。

最後に折角来たのだから、隣接するバスの駐車場(こちらは外から見るだけのところ)を見てから帰ることにした。「同じ営業所でも何種類かの違うカラーリングのバスが配車されているのだな」なんて思って見ていたら、「7000番台は日野(自動車)なんですね」なんていう会話を耳にした。やはりマニアは見るところが違う。


コメント
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