アルコール依存症並びに遷延性(慢性)鬱病のリハビリについて。ブログ作成のほかに何か取り組んでいるかという質問に関します。
読書再開。といっても徐々に。
節約生活。
午前五時に飼い猫の早朝のご飯。
体操の後、エクスペリメンタルやインダストリアルを中心に飼い猫がリラックスできそうな作品リスト作成中。
Autechre「Dropp」
センチメンタルなムードのベースラインで始まり0:42からいかにもオウテカ的なゴロゴロ音や重低音中心の電子音が結構派手になおかつランダムに連発される。0:42以降の電子音だけを聴いたとすれば短絡的にそこからオウテカが始まったかのように聴こえる。ところが0:42以降の重低音の乱打にもかかわらずそれとは別にセンチメンタルムードのベースラインは重ねられたまま鳴り続ける。猫の好みは重低音の乱打で飼い主のパソコンから時々聴こえる「あの音楽」としておもむろに部屋に入ってきて寝そべる。しかしやや後景に引いて聴こえるとはいえセンチメンタルムードのベースラインは動揺ひとつ見せず依然として同じままであり両者はリズムもイメージも乖離させつつ打たれ続ける。まるで異なる二つの文化が決して交わらず、しかし対立することもなく、かといって相互に寄り添う姿勢も見せず互いに無関心なまま経過していく。ところがこれはこれでひとつの楽曲であり、これほど互いが無関心なまま進行するにもかかわらず、むしろ重低音の乱打以降ラストまで皮肉満載のあまりにも悲愴な音楽に聴こえる。全世界の音楽をあえて二つの極に分割して同時進行で聴くことができたとすれば最初に「感傷的」に思えたベースラインは実をいうと無気味なほど剥き出しにされた「崩壊あるいは瓦礫」の前奏の間違いだったと気づく。乱打は消滅し前奏のみが静かに消えいって終わる。
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