トライアスロンというのはなかなかに栄養摂取に気を使うスポーツなんだなとやりだして初めてきがついた。
オリンピックディスタンスだとカロリー消費は1800kcalくらいだろうか。
自分がやってたハーフマラソンで1300kcalくらいだから、そのちょっと延長で熱量的にはそこまでキッツイものではないのかなとも思ってしまう。
が、とんでもない。
トライアスロンは水遊びがあるがゆえにどうしても夏になる。
夏は暑い。汗の出る量がハンパじゃない。
体調管理をしっかりしないと酷いことになる。
栄養が不足する危険というものを、トライアスロンを通じて初めて体験した。
ショートで吃驚するくらい大変なのだから、ミドル、ロングになってくるとどうなることやら…^^;
因みにフルマラソンランナーとお話していると、フルマラソンは途中で摂食は極力行わないらしい。
ラン中のスペシャルドリンクというのはちょくちょく聞くが、それくらいのようだ。
何故と問うとそんなもんだとのこと。
どこにエイドを置いておくでもなし、かと言って持って行くには重すぎたりするものね^^;
話は戻ってトライアスロンに備え、まずはカーボローディングを行った。
大会7日前から低糖質食。具体的には基本のバランス食(脂質少なめ)から主食の炭水化物を抜いたもの。
水曜日まで行ったわけだが、日に日に元気がなくなっていくのがわかる^^;
木曜日からはバランス食(脂質少なめ)+炭水化物多めのメニュー。
今度は逆にどんどん元気が出てくる。面白いもんだ。
そして土曜日の夜に体成分を測ったら
体重+1.0kg
体脂肪±0.0kg
筋肉量+1.0kg
(タンパク質量+0.3kg,水分+0.7kg)
出口である土曜の体重は普段の体重と同じくらいであるので、カーボローディングはほぼ成功といっていいのじゃないだろうか。
大会当日でちょっと苦労した食事。
お昼1時からのスタートということで3時間前にお昼ごはん、更に前に朝ごはんとなると
お昼が10時に食べ終わり、更に逆算で朝ごはんが朝5時(!)というプランになってしまう。
前夜ふとTVをつけたらやっていた踊る大走査線が11時に終わると共に即就寝し
朝5時に朝ごはんのために起床することになった。続いて朝10時に昼ごはん食べ終わり。
その際にエネルギー産生をあげるビタミンB類、脂肪燃焼促進のカルニチンや発刊対策にカルシウムなどを強化。
そこからちょくちょくGI値の低い(腹持ちのいい)りんごジュースのんだり塩分とったりでスタートに備えた。
スタート直前には水。待ってるだけでも汗をかいた。
運動中はスイムからバイクに乗り換えるときにウイダーインゼリーのエネルギーを一本。で、ハイポトニック飲料。
走行中には次のランに備え10kmに一回くらいの頻度でパワーバーをとったり塩分チャージタブレットを取ったり。
飲料の中には筋持続力をあげるタウリン、疲労回復&TCAサイクルをまわすクエン酸、筋肉分解抑制のBCAA、β酸化を促すカルニチンをいれてある。兎に角出せ出せATPだ。笑
ボトル2本を丁度飲みきり。
ランは自分の中で一番鬼門であったので、念には念をいれてクエン酸とBCAAを入れたハイポトニック飲料を携行。
一緒に持って言ってた塩分チャージタブレットを2kmのエイドごとに噛んで、飲料150mlほどで流し込むと。
それを4回繰り返すとボトルが空になってゴールまで定期的にエイドが続く。
そんな感じ。
ゴールしてみれば当日の朝に風呂で測った体重とまったく変わりがなかったので寧ろ水分を取りすぎたのかもしれない。笑
まぁ増えてないので良しとしよう。
色んな勉強になります。トライアスロン。