永遠の0 2013年05月02日 | 観たもの読んだもの 海賊と呼ばれた男に触発され手にとった本。 特攻隊として命の灯火を消すことになった祖父のルーツを探る物語。戦争経験者で当人を知る人から語られる。 悲惨な、しかし語り継がれるべき戦争の話。 我ながら情けない話であるが、僕たちは”死”に全く現実味がない。 まさに死と隣り合わせ、むしろ死に向かって飛び込まざるをえない当時の人々の価値観。 命の儚さと尊さを嫌というほど考えさせられる。 涙なしで読み終えることはできなかった。