昨年1月に訪問したのに続き、2回目の俵屋を訪問。
正直ここを狙えるのは十年単位で先になると思ってたのだけれど、「行くのなら、子供がどこ行きたいと言い出す前の今のうちだよ」と友達からアドバイスをもらい、それならば!と人生死ぬまでに行きたい場所のひとつである憧れを早めに達成することに決めた。
俵屋旅館の特別室(スイートルーム)暁翆庵はapple社の故スティーブ・ジョブス氏が定宿としていた部屋として有名で、国内外から相当の人気がある。
日本に住んでいながらかつて無いクオリティの日本を味わえる事が前回の訪問でわかったから、そりゃあ人気もありますわなという感じで
相応の相当なお値段ではあるものの、直近の京都の高級外資ホテルの台頭のおかげでリーズナブルな感じすら覚えるようになってきた。
直近の土曜日の空きを伺い、待つこと5ヶ月
遂に訪れることができた。
入り口
今日も美しい。
2月は節分にちなみ、福と鬼、豆などをモチーフに、そして初春の雰囲気あるものを館内様々な所に配置しているそうな。
左の奥に歩いていく
「春来い早」北大路魯山人のいろはにほへとを横目に奥に奥に。
突き当りを左に折れ、更に一番奥のほうまで歩いたところにある隅っこのお部屋
入口に入る前に仕切りの扉とその奥には専用の素敵な庭がある
入り口、寝室、風呂場から臨める暁翠庵専用の坪庭
左手には看板
右手を向いた通路の先にひっそりとした入り口がある
入り口を入るとすぐにデスクと専用の庭を臨めるちょっとした休憩スペース。
こういう所にも床暖房がきいていて抜かり無い配慮が流石。
通路を左に向くと正面に洗面・風呂、右手には主室、左手にはベッドルーム
ベッドルームは秘密の扉のよう
就寝時には電動のブラインドを下ろすことも可能なようだ。
ベッドルームはお客さんからの要望で作ることにしたそうだ
洗面。床暖房が心地よい
浴室。こちらも床暖房が効いており、お湯は既に張られていた。
そして主室
趣の異なる美しい庭を最大限楽しめる2面の大きな窓が印象的で、10帖ほどの室内がとても広く感じた。
竹林の日本画のような雰囲気でスティーブジョブスがお気に入りだったそうだ
もう一面は寿の部屋でも見たような美しい日本庭園。美しい。
iPhone 広角はめったに使わんのでiPhoneで十分かな
テレビや冷蔵庫などはほとんど隠されており、見えにくい足元にエアコンの操作パネルがあるくらい。幼児にとっては都合が良いようでやたらピコピコやってたが…笑
他のお客さんの声が聞こえない静かな空間で、美しい庭を眺めながらわらび餅を頂いてほっと一息。
やってきたんだなぁという満足感で心が満たされた。
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