feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

オールドレンズ。

2012年09月08日 | フォト/カメラ

SIGMA DP2 Merrill.

昔読んだ小説をもう一度読み返すべく(これがいけない)押し入れをゴソゴソと探っていると

ラックと壁の隙間の奥に古びた円筒の入れ物を見つけた。

表面の塗装がボロボロに剥がれてきている黒い塊はひと目でもしかしたらと思ったわけだが

中身はやはりカメラのレンズだった。

親父がむかし使っていたやつだろう。

NIKKOR 80-200 F4.5

とうぜんマニュアルフォーカスだ。

DP2Mが我が家にやってきてから殆ど出番をなくしてしまったD7000を引っ張りだしてガチャリと嵌めてみる。

おそらく数十年ぶりに現役に復帰したマニュアルズームレンズはレンズがじゅうぶんに綺麗で動きもスムーズ。

根本に生えたカニ爪のような出っ張りを左右にずらしてF値の設定

フォーカスリングを前後にずらしてズーム、左右に回してピント調整という三次元的な動きが今更ながら新しい。

そして難しい。苦笑

なかなかにピントが合わず失敗ばっかりだが

写真はそもそもこんなもんだよと

失敗もやさしく見守ってくれるおじいちゃん先生に教えてもらっている気分だった。


トライアスロン時の食事。

2012年09月04日 | スポーツ

トライアスロンというのはなかなかに栄養摂取に気を使うスポーツなんだなとやりだして初めてきがついた。
オリンピックディスタンスだとカロリー消費は1800kcalくらいだろうか。
自分がやってたハーフマラソンで1300kcalくらいだから、そのちょっと延長で熱量的にはそこまでキッツイものではないのかなとも思ってしまう。
が、とんでもない。
トライアスロンは水遊びがあるがゆえにどうしても夏になる。
夏は暑い。汗の出る量がハンパじゃない。
体調管理をしっかりしないと酷いことになる。
栄養が不足する危険というものを、トライアスロンを通じて初めて体験した。
ショートで吃驚するくらい大変なのだから、ミドル、ロングになってくるとどうなることやら…^^;
因みにフルマラソンランナーとお話していると、フルマラソンは途中で摂食は極力行わないらしい。
ラン中のスペシャルドリンクというのはちょくちょく聞くが、それくらいのようだ。
何故と問うとそんなもんだとのこと。
どこにエイドを置いておくでもなし、かと言って持って行くには重すぎたりするものね^^;

話は戻ってトライアスロンに備え、まずはカーボローディングを行った。
大会7日前から低糖質食。具体的には基本のバランス食(脂質少なめ)から主食の炭水化物を抜いたもの。
水曜日まで行ったわけだが、日に日に元気がなくなっていくのがわかる^^;
木曜日からはバランス食(脂質少なめ)+炭水化物多めのメニュー。
今度は逆にどんどん元気が出てくる。面白いもんだ。
そして土曜日の夜に体成分を測ったら
体重+1.0kg
体脂肪±0.0kg
筋肉量+1.0kg
(タンパク質量+0.3kg,水分+0.7kg)
出口である土曜の体重は普段の体重と同じくらいであるので、カーボローディングはほぼ成功といっていいのじゃないだろうか。


大会当日でちょっと苦労した食事。
お昼1時からのスタートということで3時間前にお昼ごはん、更に前に朝ごはんとなると
お昼が10時に食べ終わり、更に逆算で朝ごはんが朝5時(!)というプランになってしまう。
前夜ふとTVをつけたらやっていた踊る大走査線が11時に終わると共に即就寝し
朝5時に朝ごはんのために起床することになった。続いて朝10時に昼ごはん食べ終わり。
その際にエネルギー産生をあげるビタミンB類、脂肪燃焼促進のカルニチンや発刊対策にカルシウムなどを強化。
そこからちょくちょくGI値の低い(腹持ちのいい)りんごジュースのんだり塩分とったりでスタートに備えた。
スタート直前には水。待ってるだけでも汗をかいた。

運動中はスイムからバイクに乗り換えるときにウイダーインゼリーのエネルギーを一本。で、ハイポトニック飲料。
走行中には次のランに備え10kmに一回くらいの頻度でパワーバーをとったり塩分チャージタブレットを取ったり。
飲料の中には筋持続力をあげるタウリン、疲労回復&TCAサイクルをまわすクエン酸、筋肉分解抑制のBCAA、β酸化を促すカルニチンをいれてある。兎に角出せ出せATPだ。笑
ボトル2本を丁度飲みきり。

ランは自分の中で一番鬼門であったので、念には念をいれてクエン酸とBCAAを入れたハイポトニック飲料を携行。
一緒に持って言ってた塩分チャージタブレットを2kmのエイドごとに噛んで、飲料150mlほどで流し込むと。
それを4回繰り返すとボトルが空になってゴールまで定期的にエイドが続く。
そんな感じ。

ゴールしてみれば当日の朝に風呂で測った体重とまったく変わりがなかったので寧ろ水分を取りすぎたのかもしれない。笑
まぁ増えてないので良しとしよう。

色んな勉強になります。トライアスロン。

第23回赤穂トライアスロン大会。

2012年09月03日 | スポーツ

SIGMA DP2 Merrill

























暑かった…





















行ってきました今年の夏を締めくくる二発目のトライアスロン大会。

環境は正直エエとは言いがたいんだけど、初めての大会が赤穂なもんで成長具合を確かめる意味を込めてエントリー

舞台となる赤穂海浜公園は憎たらしいくらいのエエ天気で、まだまだ夏は終わらせないと言わんばかりに9月の太陽は容赦なく肌を焼いてくる。

ラン時に筋肉が痙攣してしまった去年と同じ轍を踏まぬよう、水分と塩分の補給を特にしっかりと行なって臨むことにした。


最初のスイムは何ともぬるい池でスイム。水温なんと31℃で透明度はほぼゼロ。
…それもあってか意外にバトルが長く続いてか気持ちが萎えた^^;
気持ちで負けつつで泳いでいるといつもより疲れるね。
気持ちは強く。ここ課題。

バイクはけっこう調子よく、いつもより1枚重いギアで踏んでいけ、スピードに乗って人を抜きまくりのライディング。
その高負荷のせいもあってか2回ほど脚がつりかけたけれどチャリンコだと片足でも問題なく動いた。
しっくすさんに教えていただいたカフェイン入のバナナ味パワーバーと、ジャネイロさんに教えていただいた塩分チャージタブレットを食しながらというのも筋肉には良かったのかな。
レース中は黒のカルマと抜きつ抜かれつデッドヒートを繰り広げてたのが戦ってる感があって愉しかった。

最後のランはホンマしんどかった。
なんとも暑い。暑すぎる。
ひたすら我慢のラン。
最初の2kmで無事に去年脚をつった場所をパスし、幸い体力的には限界ほどではなかったのでマシだったけど、ちょっと他のことを考えようもんなら筋肉が暴発するんじゃないかと気が気でなかった。
ここでは2kmのエイド毎に塩分タブレットを1粒ずつ食べて体に保険を与え、ひたすら脚の筋肉に意識を集中して周回を重ねた。
脚をつって倒れこんでる選手があちこちに。やっぱしんどいよね^^;
で、最後はスパートするほど体力も残っておらずだったが、なんとかかんとかでゴールをくぐれた。

去年は3時間6分ほどだったので今年の目標は3時間切りだったわけだが

結果は2時間48分!

18分も縮めることができた。
スイム34分、バイク1時間16分、ラン56分とバイクで随分稼ぐことができたようだ。
抜きまくってたからな~その後ランでは抜きまくられたけど^^;

何にせよ目標を大幅に更新できたので大満足。
アドバイスをくださったしっくすさん、ジャネイロさんのお陰で無事に走りきれました!ありがとうございましたm(__)m
トライアスロンは精神と肉体の厳しい修行になるよね。
その努力が報われたのは過去の自分に打ち勝ったようでとても嬉しい。
人生いつもまでも上を目指しながら努力していきたいものだ。
こんな感じで僕の夏は満足に満たされて終わりましたとさ。


とりあえず次の克服目標はラン。
既にエントリーしてあるマラソン大会もあるし、これからはランに注力していこうと思う。
フルにチャレンジしてみるか否か。
目標設定をこれにしようか悩む。
やってやれんことは無いんだろうけど、フルは体を不可逆的に壊しそうで怖いんだよね。


大会が終わったら速攻で前泊してた宿についてた温泉で熱を帯びた体を冷やし(ひたすら水風呂に浸かっていた。超気持ちいい!)
大阪まで戻ってご褒美オクトーバーフェスト!
暫くはアルコールを経っていたが故になおさら五臓六腑に深く染み渡る、ドイツビールの深い味わい。

あ~最高の日曜日。

さあ、次は秋だね。