feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

leica M11 + アポズミクロン50mmの写り.

2022年12月21日 | フォト/カメラ

Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.

 

ライカM11とアポズミクロン50mmのコンビの写りについて、今までのカメラと同じ様に撮ってみたりもして、写りが違うとつくづく感心する。

何と言っても明瞭な感じ。

ここには載せられないけど、人物を撮ったときの写りもホント良い。

そんなレンズの写りについてネットの情報を色々と見てみると、アポズミクロンの写りの特徴は、「そのまんまが写る」と言う感じだそう。

「写りすぎててつまらない」という記載も見られた。

ふつうレンズってのはある程度の収差が残って、それがいわゆる「個性」とか「味」と呼ばれている訳だけど、このレンズはそういう意味では「無味」ということだろうか。

レンズの「味」とは、言ってみれば「クセ」であり「偏り」

その「クセや偏りがない」=「無味を出す」ことが如何に難しいことなんじゃないかと。

「90点(だったか97点だったか)の製品を造ることはできるが、それを98点に仕上げるため多大なコストをかけるということを普通はしない。ライカとはそれをする企業だ。」という話を聞いたこともある。

 

レンズの「味」を愉しむにはこのレンズは向かないかもしれない。

でも、そのまんまを写すことができるということは、究極の個性を持っているんじゃないかと思うわけです。

だから見たまんまのような明瞭さにハッとさせられ、被写体のもつ美しさにうっとりするのだなと。

少なくとも今まで感じたことがなかったような気づきがアポズミクロンの作例にあったのは、この上ない魅力を感じたのかな。

凄いレンズ、そのレンズの味を最大限発揮させられるライカM11は最強の組み合わせなんじゃないかと思う。

 

GANREFの写真例


初雪.

2022年12月18日 | フォト/カメラ

Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.

目覚めてカーテンを開けたらなんと雪。

こっちでは雪が降るようなことはほとんどないのでびっくり。

いいなぁ…

雪は大好きで、懐かしくもあり、テンションアップ。そしてダウン。

というのも日曜日にもかかわらず午後からお仕事が入っているので、午前中のうちにランニングを入れておこうと思っていたから…

 

やると決めたらしょうがない。考えるのをやめてストレッチして、ゴアテックスのパーカーに身を包んでレッツゴー

フードまですっぽり身を包んだら寒さなんて特に感じるでもなく、普段ないシチュエーションのおかげでいつも以上に愉しい11kmだった。


SUMMICRON M f2.0/50mm.

2022年12月17日 | フォト/カメラ

Leica M11  + SUMMICRON M  f2/50mm

 

これらの写真をズミクロンにて撮った後に、アポズミクロンでも撮影し、思ったこと。

等倍に引っ張ったときなどの解像感はアポズミクロンのほうが上ではあるけど、ズミクロンは十二分に凄いレンズだと思う。

冷静に考えれば世に出ている各マウントのフラッグシップ単焦点レンズと同等かより高額だしね…

シャープであり、それでいて優しいボケは自然な感じで美しく、長さ43.5mm重さ240gというコンパクトさ。

基本設計が1979年から37年間も変わっていないというのが、いかに優れたレンズなのかということを物語っているのだろうな。

素敵なレンズだなぁ