レンズが届いて一番最初に撮ったモノ写真が、自分で揚げた鶏のからあげ。
食べ物写真ならもうちょっと絞ったほうが良いのだろうけど、一番最初だったので嬉しがって開放でぱちり
アポズミクロン50mmはシャープな写りの解像度モンスターというネットで得た事前知識だったけど、どうだろう、優しくてナチュラルな雰囲気に見える。
そしてピントだけの話じゃなく、本当にそこにあるような見たまんまのような印象が。
こんな対象物で申し訳ないけどライカシステムの実力に吃驚させられた。
遂に手に入れてしまったアポズミクロン50mm
何が凄いって、箱が凄い。
レンズ自体は300gの小さなモノなのに、ライカM11本体の箱よりも大きい。
SDなんとかで環境に優しく簡素化されていく世の中でありつつも、このレンズ自体の発売は10年ほど前なので、当時の包装がそのまんまで残っているからなんだろうな。
箱の中には豪華な収納ケース、革バッグ、レンズキャップそれぞれ別々に飾られている
最新のアポズミクロン35mmやズミルックス35mmなどはかなり小さいらしい。
まるで宝石のよう。
ここまでやってくれると嬉しいね。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
アポズミクロンのウリといえばシャープさ、高精細さということみたいなので好きな建物を撮りに大阪は梅田へ。
ライカストアやカメラ好きの娯楽の殿堂ヨドバシ梅田があるしね。
ライカM11 + アポズミクロン50mmの実力を発揮するのなら大阪の街でしょうと思い、土曜日仕事を終えてから当日予約で大阪に。
Leica M11 + APO-SUMMICRON M f2.0/50mm ASPH.
この写真じゃ正直わからんかなという感じだけど、恐るべき明瞭度で大阪の景色を切り取ってくれるライカ最強(だと思っている)コンビは想像を超えて素敵だなと思わせてくれた。
縦9500ピクセルのこの写真の破壊力たるや…
正に脱帽でございました。
日常から歩き回っている梅田をぶらつくのがこんなにも愉しいだなんて。
愉しめるかどうかって自分次第なんだな。
Nikon D850 + AF-S NIKKOR 70-200mm f2.8E
ライカM11を手に入れる幸運に恵まれ、相棒のレンズを選ぶに際し、ここまで来れたなら妥協はすまいと心に誓う。
純正レンズを何本も買うのは難しいので、おそらく最初で最後の一本になるのかな
散々迷った挙句に僕が目指したのは、何処かで見かけた表現を引用させていただくと”レンズ沼の主”と称されていたライカ・アポズミクロンM f2.0/50mm
ライカM11のフルパワーを堪能できるのはこれじゃないかと。
目の覚めるような明瞭な表現にかつてない衝撃を受けたから。
ズミルックス1.4/50mmの優しいボケ味も大好きなんだけれど、それ以上の魅力を感じたから。
ライカストア梅田にて予約を入れ数ヶ月待ち想定し、待ちの間のサブ&テストレンズとしてフォクトレンダーのアポランター50mmを入手。
そしたらその翌々日の朝にマップカメラで新品の在庫が復活しているのを見つけてしまう。
マジかよと…嘆息つく間もなくアポランターは勿体ないけどこのチャンスを活かすしかない、と即決。
申し訳ないながら後にライカストアに予約キャンセルの電話をしたら、新品を見つけられたんですか、凄いですねって。
発売して10年が経とうかというレンズがこの状況だなんて凄いね。
役者は揃った。揃ってしまった。
あとはフォトライフを謳歌するのみ。
どんな世界が待っているのだろう。
因みにこのレンズを手に入れる前にマップレンタルにてズミクロン50mmを借りてしまっており、週末二日間だけのレンタルであったので直近の休日はアポズミクロンは置いといてズミクロンでお出かけ。
アポズミクロンの写真はその後になるのでもうしばらくお付き合いくださいませ。