着物生活を宣言したのに、早くも挫折です。なんと利き腕である右の中指を骨折し、副側靭帯も痛めてしまい、夏だし主婦だということでギブスはしないでテーピングで固定しています。そうなると困るのが日々の生活。いっそのこと腕一本折った方が諦めがついたかもしれない・・という小さなレベルで結構困る事が多いですね。
まず。手洗いが出来ない。朝一歯磨きに苦労。下着を付けるのも一苦労。従って着物の着つけが出来ない。腰ひもを結ぼうと後ろ手で・・・・とその時にぶつかる指。「痛い」おはしょりをとんとん・・・・・すると「痛い」半幅帯ならなんとかなるかと前結びから後ろに持っていこうと帯をつかむと「痛い」
缶ジュースのプルトップが開けられない。米が研げない。髪をとかせない。
世の中にはたくさんの困難に立ち向かう人がいるわけで、私の小さな苦労なんて自己責任なんだし、溜息もつけませんが・・・・。
仕方なく少しだけ残していた洋服を着ています。もっともユニフォームとしての分はあるので夏だし丁度いい感じに着ています。
もっと困ったのは洋服を着て歩くと逆に驚かれる事。「え~!どうしたの?」と質問攻めにあう。
それでも少しずつではありますが「コツ」が解ってきたのでなんとか生活は出来るようになりました。
早く着物が着たい。洋服は「腹が出る」「腰が曲がる」「背中が丸くなる」「肩こりがする」と良いことはないのです。
全治二カ月。夏で良かったかも・・・・・。