気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

甲子園高校野球に自分を重ねる

2011-08-06 19:03:48 | 日記・エッセイ・コラム

 私の好きな物は夏の甲子園高校野球と年始の箱根大学駅伝だ。一所懸命に力を出すところが好きだ。一人はみんなの為に、皆は一人のために。これはラグビーに使われた言葉だが今とても大切だ。

 8/6はヒロシマ原爆投下の日。知人が被爆者手帳を持っているし、広島に友人も多い。黙祷をしながらあの鐘の音を聞くと心が痛い。同じく長崎もそうだ。大浦天主堂にいったときにあの中の重い雰囲気は忘れられない。折り重なる人の想い。祈りの重さが重圧となって自分の肩にのしかかる。「がんばって」といわれ「たすけて」といわれ、それでも長崎の鐘という曲は好きだ。

 ちなみに職業柄「軍歌」はよく知っている。歌えるものも多い。好きなのは「海ゆかば」と「空の神兵」。勿論甲子園の曲「栄冠は君に輝く」も好きだ。福島出身の古関裕而は巨人の曲も阪神の曲も書くという節操のなさがあるが、冒頓としていて好きだ。

 今年の甲子園には被災地からの高校球児が行進した。とても感動した。そして勝敗はつくが両者すばらしいと思う。

 がんばろう。がんばろう。がんばろう。

 がんばってるよ、がんばれるよ。がんばろうよ。

 フクシマは変わらない。三キロ圏内でも木々は緑に輝いているよ。

 誰もいないだけ。不思議な町になってしまったけれど、皆で帰ろう。