被災証明や罹災証明書の発行についてや、全壊・半壊の申請なども自治体によって窓口の対応が違うらしい。いわき市や福島市はコップ一個割れても被災証明書がでるとか。相馬市はかなり厳しいらしい。弊社の社員で医療費がタダになるという制度が出来て申請しようとしたら窓口で出された被災証明半壊じゃダメだと保険組合から連絡がありました。同じく警戒区域外のいわき市が通って相馬市が通らないのじゃ納得がいきませんよね。双方そんなにかわりない被災の度合いですから。弊社の事務所が警戒区域内なのでその辺で対応してもらっているのですが、どうにもそういうお役所的な仕事は杓子定規で困ります。
特に相馬市は市長自ら先に逃げたとうわさがたったほど・・・。もっともあの時は情報が混乱していて大熊町だって逃げるの逃げないの、どうやって避難させるのかってもめてたとか。原発からの連絡だってファックス一枚だったと報道を聞いて「え~」とかなり衝撃がありました。
双葉町は夜のうちに全町民が川俣町に下りたとか。浪江は翌日に津島地区に行くのですがここが後にもっとも線量の高い地区になったとあって町長怒ってます。知っていれば町民を危険にさらすこともなかったし、二回目の避難もなかっただろう。二回目の避難では親戚がいる人はそちらへと促され、避難所に入れずたらいまわしになった人もいたとか。最初から川俣にいた人も後に二本松岳温泉などに行きました。私が知っている範囲で最高の避難所変更は8回。親戚の家も三日が限度だとか。そのうちにホテルや旅館が解放されて、一日5000円の補助はかなり旅館がわも助かったという話と、風評被害で避難者がいるなら泊まりにいかないとキャンセルする人もいたとか。
高速道路無料化も被災証明や罹災証明がないと無理。原発関係者は通行証があるので警戒区域内も入ってというか通れるのは変だという話が聞こえてきて、だってねえ。通らないと家に帰れないのですから仕方ないでしょう?それを理不尽だと言われても、被爆覚悟で仕事に行っている人に失礼だと思うんです。そう思うのは私だけでしょうか?
福島市はかなり地区への情報が充実してますね。回覧板はないけれど広報誌が毎月ドアポケットに入れられていきます。休日診療や地区の情報が載っているので助かります。浪江はなかったなあ。新聞には載っていましたが。
最近広報なみえが送られてくるようになってHPでもメール配信があるので助かってます。
職員に「ご迷惑をおかけしてすみません」と言われると「そんな、役場の人たちの方が大変でしょうから頑張ってくださいね」と返しています。先日も保険会社からの連絡があり連絡先を教えていいかどうかの確認の電話を役場から貰い、恐縮です・・・・。