愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.29)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年2月22日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年2月22日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
代表の久田です。
昨年11月8日にフィリピンが台風30号に襲われ、7,000人以上の犠牲者になって、1年たちました。
愛知ボラセンは11月16日から応援衣類の募集を開始し、約1,000人の方々から約5万着の応援衣類をお預かりしました。
そして、1月中旬までの約2ヶ月にのべ約1,000人のボランティアさんの手で約35,000着に仕分けし、同じサイズの776箱に段ボール箱に分類しました。
16,000本の追悼キャンドル製作と並行しての作業でしたから、かなりたいへんな活動でした。提供してくださった皆さん、仕分け・分類をされた皆さん、キャンドル製作の皆さん、ほんとうにありがとうございました。
環境NPOイカオアコと協力し、サンタフェ町と正式な関係を結び、同町のキナタルカン島(島の約90%の家屋が全半壊)を応援することにしました。
そして、皆さんの愛のつまった応援物資を、伊勢湾海運さんのご協力を頂いてチャーターしたコンテナに積み込み、セブ市へ船で輸送、セブ市での政府機関での引き取り、キナタルカン島へ漁船による輸送などかなりたいへんな状況を克服して、2014年2月に応援衣類を約9,000人の島民の皆さんにお渡ししました。
4月には島の4校に応急仮設教室を1棟ずつ建築、8月には4校のうち校舎が全壊した2校にさらに1棟ずつの応急仮設教室を建築しました。
校舎が全壊した2つの小学校は未だに校舎が再建されていません。
ボランティア団体が資金援助をして遅々として進まない校舎再建をするという考えもあるでしょう。
しかし、フィリピンの小学校の就学率はほぼ100%であることもふまえると、校舎再建は行政が責任をもって担うべきものと考えます。
従って、キナタルカン島での校舎再建までの応援は愛知ボラセンは行いません。
現在、愛知ボラセンはキナタルカン島担当現地スタッフとして、ルー・ネリンさんを雇用しています。
そして、愛知ボラセンとルーさんの活動に賛同されたジョンさんがご自身の土地に建物を建て、愛知ボラセン・キナタルカン島オフィスとして無料でお貸しくださっています。
サンタフェ町役場でも役場の一角に愛知ボラセンデスクを置いていいという許可をホセ町長から頂いています。
愛知ボラセンは活動を始めて、3年半。
海外での活動はわずか1年です。
ですが、信頼できる現地スタッフと現地事務所ができ、被災者との関係を丁寧に築いてきていることはなかなかのものだと思っています。
応援しようと思われる皆さんの想いを真摯に受け止め、丁寧に届けるということに尽きると思います。
それは十八成でもキナタルカン島でも同じことだと思っています。
十八成で住民の皆さんの想いを受け止め、住民の皆さんと一緒になって「桃源郷プロジェクト」を進めています。
1家約10人が一日約250円で暮らし、フィリピンでの最も貧しいというキナタルカン島。
このキナタルカン島でも島民の皆さんと丁寧に関係を築いていくなかで、貧困から少しでも脱却できるようなお手伝いをしていきたいと考えています。
ルーさんは、キナタルカン女性協会の立ち上げを提案しています。
キナタルカン島の3つの村から約20人ずつ60人の女性メンバーからスタートします。すでに8人の役員は決まっています。
女性たちには自宅で農園を持ち、野菜を作ることを義務づけます。
女性たちはご飯やお総菜を作り、島民に販売します。
キナタルカン島には食事を提供するお店はありません。
島に電気はないため、家庭に冷蔵庫はありません。
1日1家が250円で暮らしているとはいうものの、飢餓状態にあるわけではありません。
しかし、食事は魚とご飯が中心で、偏りがあります。
そこで総菜を日替わりで作り、安く売ることは島民の健康上からも必要なこととルーさんは考えました。
愛知ボラセンは約18万円の初期費用を援助します。
メンバーは初期費用から必要な施設を整え、お米などを購入します。
将来的にはスタッフには毎月7,500円(1日100円)程度の手当を支給したいと考えています。
そして、レポートを愛知ボラセンに提出し、愛知ボラセンがビジネスとして評価しない場合は、出資金を引き上げたり、他のビジネスに変更したり、他の団体に変更することができるとしています。
また、ルーさんは愛知ボラセン・キナタルカン島オフィスで島の子どもたちに勉強を教えることもしています。
当面はルーさんのこれらの活動を育てていくことから、子どもも大人も笑顔がすてきなキナタルカン島の皆さんの応援活動を行っていく考えです。
サンタフェ町が制作した動画です。3分55秒で愛知ボラセンも登場します。また2分40秒でイカオアコの倉田さんが写っています。