更新が遅くなっつまっただ!
日曜日の波乗りについて。
土曜の湘南に吹き荒れた西南西風は、夜のうちに海面を風クローズにした。
翌日はオフショアになる予報だったので、
誰が考えてもベストコンディションに違いない!と思った。
翌朝は予報どおり、肩~頭のクリーンな波がヒットした。
快晴で気温もグングン上がり、冬を忘れさせる陽気になった。
昼前に海に行くと、若干サイズダウンしたのか、
しかし沖からきれいなスウェルがひっきりなしにやってきた。
比較的サイズの大きいチーパーポイントに入ることにした。
ゲッティングするとき目の前に垂直な壁がせり上がる。
オフショアで波のフェイスが押さえつけられ、行き場を失った波のピークは白い飛沫となって沖へ流れた。
ウネリは目の前でメラメラと成長し、それはとても感動的で
恐怖感より自然の素晴らしさの方が圧倒した光景だった。
いつの間にか、右目のコンタクトレンズを流してしまい、波の距離感がよく掴めず、
何本かはテイクオフできず、何本かはレイトテイクオフでピークからまっ逆さまに落ちた。
それでもうまくテイクオフできると、加速と無重力が交互にやってきて、
とてつもない幸福感とアドレナリンに高揚してしまう。
加速と無重力は相反作用があって、それはターンというたまらない遠心力を生む。
言葉ではその快感は説明できない。
でも一言で言うなら、ウインドと波乗りが共通するえぐるボトムターンこそマリンスポーツの王道だと実感する。
その後、場所を柳島に変えた。
チーパーと同じようなサイズの波だったが、数えるしか人がいなかった。
そこで割れる波は全て僕のものである。全部だ。全部!
夜に夢で見ちゃいそうな波に一人で乗りまくる。
ヒャッホー!と絶叫すると、遠くのサーファーが笑顔でこたえる。
僕は広大な海に一人ぼっちで笑いながら波に乗りまくった。
充実とは、いい波が『充』満した海で『実』に楽しく乗る、の略なのである。
実にいい波だった。
ウインドや波乗りをしない人に、冬の寒い日に何が楽しくて海に入るかと聞かれる。
ウインドで強風で波に巻かれたり、サーフィンで高い波をくぐり抜けて辛くないのか?と聞かれる。
辛いに決まっている。
そんなことは経験したくない。
寒い日は、素敵な彼女とフトンにくるまってwowowを見ているほうがよっぽど楽しいのだ。
ところがその辛さをちょっとだけ我慢すると、その先に1万倍の幸福が待っている。
それはウインドハイ、サーフィンハイといって、
多幸感はコカイン、マリファナ以上で、合法的健康的にハイになれる方法なのだ。
そう言うと、簡単に納得してもらっちゃったりするのも面白い。
She Can Ride, She Can Ride, She Can Ride....Cocain なのだ!
日曜日の波乗りについて。
土曜の湘南に吹き荒れた西南西風は、夜のうちに海面を風クローズにした。
翌日はオフショアになる予報だったので、
誰が考えてもベストコンディションに違いない!と思った。
翌朝は予報どおり、肩~頭のクリーンな波がヒットした。
快晴で気温もグングン上がり、冬を忘れさせる陽気になった。
昼前に海に行くと、若干サイズダウンしたのか、
しかし沖からきれいなスウェルがひっきりなしにやってきた。
比較的サイズの大きいチーパーポイントに入ることにした。
ゲッティングするとき目の前に垂直な壁がせり上がる。
オフショアで波のフェイスが押さえつけられ、行き場を失った波のピークは白い飛沫となって沖へ流れた。
ウネリは目の前でメラメラと成長し、それはとても感動的で
恐怖感より自然の素晴らしさの方が圧倒した光景だった。
いつの間にか、右目のコンタクトレンズを流してしまい、波の距離感がよく掴めず、
何本かはテイクオフできず、何本かはレイトテイクオフでピークからまっ逆さまに落ちた。
それでもうまくテイクオフできると、加速と無重力が交互にやってきて、
とてつもない幸福感とアドレナリンに高揚してしまう。
加速と無重力は相反作用があって、それはターンというたまらない遠心力を生む。
言葉ではその快感は説明できない。
でも一言で言うなら、ウインドと波乗りが共通するえぐるボトムターンこそマリンスポーツの王道だと実感する。
その後、場所を柳島に変えた。
チーパーと同じようなサイズの波だったが、数えるしか人がいなかった。
そこで割れる波は全て僕のものである。全部だ。全部!
夜に夢で見ちゃいそうな波に一人で乗りまくる。
ヒャッホー!と絶叫すると、遠くのサーファーが笑顔でこたえる。
僕は広大な海に一人ぼっちで笑いながら波に乗りまくった。
充実とは、いい波が『充』満した海で『実』に楽しく乗る、の略なのである。
実にいい波だった。
ウインドや波乗りをしない人に、冬の寒い日に何が楽しくて海に入るかと聞かれる。
ウインドで強風で波に巻かれたり、サーフィンで高い波をくぐり抜けて辛くないのか?と聞かれる。
辛いに決まっている。
そんなことは経験したくない。
寒い日は、素敵な彼女とフトンにくるまってwowowを見ているほうがよっぽど楽しいのだ。
ところがその辛さをちょっとだけ我慢すると、その先に1万倍の幸福が待っている。
それはウインドハイ、サーフィンハイといって、
多幸感はコカイン、マリファナ以上で、合法的健康的にハイになれる方法なのだ。
そう言うと、簡単に納得してもらっちゃったりするのも面白い。
She Can Ride, She Can Ride, She Can Ride....Cocain なのだ!