Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

AV撮影現場に行きました。

2007-02-08 23:34:55 | ThinkAbout..
EXCITE! ER24!

何も救命24時ではない。
会社で救命講習があったのだ。
オイラは心肺蘇生の知識がないので、
海でもどこでも救命措置できなければと思っていたのだ。

海で何回か溺れて助けられた人を見たことがある。
救急隊が来るまで案外誰も手を出せないものだ。
誰かがやってくれる、と多くの人が思っている。
そしてたまたま措置を行える人がいなかったのだ。
遭遇したときは、残念ながら心臓も息も停止し、蘇生はしなかった。

救急車が来るまでは全国平均6分だそうだ。
海の場合は海岸線に救急車を止めてビーチまで到達する時間を含めると
10分はみたほうがいい。
傷病者が助かるためには、4つのリレーがあるそうだ。
①119への連絡
②応急処置
③病院への搬送
④治療

①②を迅速にするかしないかで助かる確率が変わってくる。納得だね。

オイラは初歩的だけど基本中の基本、
気道確保、人工呼吸、心臓マッサージをトレーニングした。
ついでにAEDという電気ショックの使い方も教わった。

実に有意義だった。
一番感じたこと。人形を使ったトレーニングですら勝手が悪くうまくいかない。
実際の現場なら、傷病者はきっと血だらけだったり、吐いていたりするはずだし、
なにしろ措置を行おうとする人がパニックになる。
機会があったら絶対やったほうがいい。
仲間や家族を助けることができる。
あと数分早かったら。。。こんなことがないようにしたい。

で、講習中の話だ。
その人形は裸の男で、表皮がシリコンでとても生々しい。
オイラのグループにちょっと色気のある女性社員がいたんだ。
人工呼吸なんて慣れてないから、すごくぎこちない。
彼女もぎこちない。少し震えてるくらいだ。
裸の男にそっと寄り、膝をたててオシリを突き出し、顔をそっとシリコン野郎に近づける。
彼女は長い髪をかきあげて唇を半開きにしてシリコン野郎の口をふさいだ。
長い髪がシリコン野郎の顔をサラサラなでる。
彼女はまさにOLスタイルで参加したので、『面接系AV』を生で見るようなものだった。

同じ班の男連中はオイラも含めて、ウッヒョヒョーッ状態になった。
まるでAV撮影現場!

いやー、今日は有意義でした!

ビッグデイは巡るよ

2007-02-08 12:33:14 | ThinkAbout..
ちょうど1年前、茅ヶ崎にデッカイ波がやってきた。
風は西南西の4.7㎡超アンダーで、スープで頭半。
心に残る忘れ難いコンディションだった。

人生には、出会いや別離や危惧することや慶びなど、様々なアクセントがあるが、
それらと同様、その日は自分のウインドライフにとって強いアクセントとなった。

思うに、そういうビッグデイはいつ来るかはわからないけど、
そういう日というのは『期』のような気がする。
その日に今までやってきたことがジャッジされるわけだ。
ちゃんとウインドしてきたか、ちゃんと波乗りしてきたかだ。

ジャッジは自分でもできるし、仲間が見てくれるので、評価内容は主観も客観も明確だ。
いつかまた来るビッグデイでは、どんなライディングができるのか、
それは自分自身に対する大きな興味でもある。

おそらく『期』は巡ってくる。
それは自分で決めることなので、その期に自分の想いを明確にすればいいのだ。

ウインドサーフィンというものを、ただただ漫然に乗っていて趣味の領域にするか、
展望を持って人生の一部にするかの違いである。

残念ながら、我々は歳をとっていく。
1年1年確実に歳をとる。
1日1日歳をとっていくような気さえすることもある。
しかし、実は1秒1秒確実に歳をとっているのだ。
ただし、一つ確かなことがある。
歳をとると、体力にまかせて乗ることができなくなるので、逆に技術が上がっていく。
これは確実なことだ。
ウインドをしていく限り、確実に上達する。エンドレスにだ。
バランス&スピード系のスポーツの摂理みたいなものだ。
我々は歩行が出来る限りウインドをし続ける。
風を読む目、波を読む目、ライン取り能力だって大切な技術なのだ。
だから、絶対波のあるコンディションで乗らなくてはいけない。
それがウインドサーファーの条件なのだ、と思うのだ。

よく、ウインドは道具○○割、精神○○割とか言われる。
その精神というのは、勇気とか集中心とかが一般的なようだが、
精神の基盤になるのはモチベーションで、それが全てだ。
モチベーションというのを常に持ち続けるのは不可能で、それが崩れたときスランプになる。
モチベーションのレベルが最大になったとき、そのときの状態を心に刻んでおけばいい。
身体と記憶にインプットするのだ。
そうするとモチベーションをコントロールすることができるようになる。
そのキーポイントになるのが、巡ってやってくる『期』だと思うのだ。