世界恐慌２００８

不景気感ってずっとあったが、
事実的に景気が急降下してる。

３．７撃沈、背後にダブルブレーク、おまけにサイドオフ、って感じの不景気だ。


今まで企業の経営状態はインサイダー情報で扱われる場合が多かったが、
景気の悪さに便乗し、景気悪いからしょうがねーだろ感も出てくる。

会社はすでに賃金カット、体制の縮小を視野に入れている。
それは当然。

企業が生き残るためには、飛行機と同じで、
高度を保っている間に対策しなくちゃいけない。
エンジントラブルで墜落中の飛行機で、バゲージを捨て、シートを捨て、
しまいには客を捨て、客室乗務員を捨て、
最後にパイロットが飛び降りる状況にはなりたくない。

トヨタ、日産、ホンダも軒並み信じられない減益がトップニュースである。
トヨタなんか１兆円吹っ飛んだ。
製造業の場合はサプライヤーがどんどん倒産していくだろうなあ。


オイラの場合は、そういうサプライヤーを整理するため評価を行う仕事である。

どういうことかというと、
サプライヤーは死に物狂いで条件の良いメーカーと取引契約を結び直す可能性があるので、
そうなると自社にはカスみたいなサプライヤーしか残らなくなるのだ。
だから整理を行う。

それは不況社会での自然淘汰とも言うね。

客先も潰れていくだろうし、本当に大変な社会になるだろう。

この世界恐慌が続くのはこれから２年とも３年とも言われている。

これは２年後、３年後に主要大企業の営業利益がプラマイゼロになるか
あるいは少し黒になるだけの話で、個人レベルが上向くのはまだまだ先でしょう。

今まさに財源を持っている企業は、この時期に開発に着手して、
景気回復後の超ジャンプを狙っている。
それこそ、生き残りの手法なのかも。

財源には設備や金や特許とかあるが、
最も重要な財源は人である。

さあ、耐え忍んで奮起しよう、ニッポンのウエーブサラリーマン！！